チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

豆のカレーとブリアニ

2011年11月20日 | 料理

 晴れ、22度、67%

 ひよこ豆、三角豆とも、ガルバンゾートもチックピーとも言われる豆のカレーは、我が家の定番豆カレーでした。ところが、外でいただく豆のカレーは、レンティル豆のような平べったい豆のカレーばかりです。今回のインドの旅で、夕飯に招待されたベリーさんのお宅でも、このダルカレーという豆のカレーをごちそうになりました。豆の使い方などをしっかりと教えてもらってきました。

  これは、マスール、ウーラット、ムングなどという小さい豆をひきわりにしてミックスしたものです。香港のインド食材店でミックスしたものが売られています。柔らかく煮たものに、香辛料を加えて、スープにするだけです。

  インドのスパーで、簡単にできるクノールのスープミックスを見つけたので、それを使うことに。ベリーさんのお宅ではトマトをくわえていましたが、私は、豆だけの方がスッキリとおいしく感じます。

  かなり辛め、我が家に新しい味が加わりました。

 あと一つ、 家人も私も好きなインドのバスマティライス。これは、オーガニックでしかも玄米です。永いこと水につけて、いつものようにチキンブリアニを作りました。お米のときから、香りがしっかりしています。炊きあがりは、白米のバスマティライスと違って、プチプチと歯ごたえがあります。しっかり噛んで。

  バスマティライスは、本場のインドでもかなり高いお米です。毎日食べるお米は、普通のインディカ米が多いようです。私の、常食はタイ米ですが、バスマティライスの香りのよさは、格別に思います。

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紅茶 インド

2011年11月19日 | お茶

 雨、24度、96%

 紅茶好きの私にとって、インド行きは紅茶探しの楽しみがあります。今までのインドでは、観光客相手の店で求める紅茶でした。ところが、今回、インドに発つ前にべリーさんからいただいた予定表には、ベリーさんの奥様が私を案内してくださるとあります。これには期待に胸を膨らませました。地元の人が行きつけのお茶屋さんに連れて行ってもらおうという、私の魂胆です。

 ベリーさんの奥様、前の晩のタンビちゃんの踊りのデビュー、そのあとのパーティーとお疲れだろうと思い、自分の欲しいものをはっきりとお話ししました。香港に永くいて、たくさんの方のアテンドに駐在員の家族としてあたってくると、一番困るのが、どんなものをお見えになった方が求めているかを知ることでした。例えば、スワトウのハンカチ一つとっても、ご自分で使われるのか、ご近所にお土産で求められるのかで、ご案内するところが違ってきます。ベリーさん、私の要望に車を別の場所に回してくださいました。行った先は、果物や、サリーの仕立て屋、などがぎっしりと店を並べる地元の人が行く商店街です。これには、もうワクワク。女って不思議なもので、食べ物の話から話がどんどん広がります。しかも、食べ物の話は、害がありません。

 連れて行ってくださった店が、 狭い店の床から天井まで食糧品を扱うグロッサリーです。奥様、顔なじみと見えて、ダージリンの一番いいものをと仰ってくれたようです。梯子を上って一番上の棚から持って来てくれたのが、トワイニングのダージリンでした。トワイニングなら、香港にだってどこでも手に入ります。でも、折角連れて来て頂いたので、買わないわけにはいきません。一番大きな、ルーズリーフのダージリン、もう一つおすすめのティーバックのダージリンを求めました。

 ここで、また自分が香港でお客様を案内している時、こういうことがあるかもしれないと思い返します。私が、ご案内したところで、ほんとに気に入ったものがなくても、私をたてて、お買い物をした方がいたかもしれません。ん~~、考えさせられました。

 香港に帰って、 毎日トワイニングのダージリンです。美味しくないはずがありません。それでも、なんだか別のダージリンを探していた思いが胸に残っています。

 

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アンリークイールの手帖

2011年11月18日 | 日々のこと

 雨、23度、99%

 ある方が、フェイスブックで来年の手帖を探していて、好いものをみつけたけど3色の色で迷っていると、書いていらっしゃいました。ベージュにピンクの薄い色、そして赤です。赤が好いわよ、などとコメントしたまではよかったのですが、はたと気がつくと私も来年の手帖のレフィルをまだ買っていませんでした。

 filofaxのレフィルは、毎年9月の半ばには新しいものが出てきます。もう11月の半ばを過ぎています。こんなに、携帯が出回るまでは、filofaxレフィルはたくさん入荷されていました。ところが、ここ数年、数が少ないのです。iPhoneのアプリを使う人が増えて来たからでしょう。慌てて、買いに行きました。やっぱり、どこの店も、残っているのは大きなサイズばかり。探しているのは6穴の、2ページに一週間分、しかも色がクリームです。やっと見つけたのは、紙の色が白。

  

 仕方ありません、来年は白い紙で我慢します。私のオーガナイザーはこの10年、アンリークイールのものです。その前は、filofaxのヤギ革の赤でした。ヤギの皮は、柔らかくて8年目を過ぎた頃から、角が擦れて来て、使えなくなってしまいました。それ以来ずっと、このアンリークイールの手帖です。革は丈夫ですが、傷がつきやすいのがちょっと難点。それでも、10年経つと、見事に飴色になりました。

 パスポートも納まります。iPhoneの予定表を使ってはいるのですが、どうしても手帖を手放すことができません。予定は、iPhoneでもいいのですが、実際その日にしたことは、手帖に書くようにしています。予定通りに動かないことばかりですから。

  まだまだしばらくは、このクイールの手帖を持ち歩くと思います。重みがあるのですが、あまり気になりません。iPadに比べればずっと軽いですし。フェイスブックの方も、手帖なしではだめなの、と言ってらっしゃいましたが、私も手帖なしでは、どうも落ち着きません。レフィルを探しまわっていてい気がついたのですが、香港町中既にクリスマスモードにはいっています。うかうかしていられませんね。 

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コスタボダのガラス

2011年11月17日 | 身の回りのもの

 曇り、24度、76%

 スウェーデンのコスタボダ、北欧らしい色使いや絵柄の面白さで、いくつかガラスのものを持っています。全て香港で求めたものです。以前は、北欧の食器を専門に扱う店がありました、今では、ジョージジャンセンですら、香港では買うことができません。

  これは、家人の誕生祝いに求めたものです。直径7センチほど。サテライトボールという名前です。日本酒が好きな家人に、ぐい飲みにと思って求めました。

 コスタボダには専任のデザイナーが10人近くいます。それぞれの人の持ち味があって、このサテライトボールの作者のものは、透明感のあるガラスでちょっとポッテリしています。

  底はシルバ−色です。お酒が好きな人は、お酒を入れたときの杯の表情の変化をよく話題にしています。私、ずーっと日本酒は飲んでいませんでした。でも、珍しくこの冬は、家人に付き合おうかと思っています。我が家のぐい飲み全て、家人用に一つずつ。まずは、このコスタボダのグラスを拝借しようかと思っています。日本酒に周りの色が映るのかしら?

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ペロションさんの器でお茶を

2011年11月16日 | 身の回りのもの

 曇り、22度、86%

 家人が、日本に出張でした。帰って見えるといつものことながら、美味しいものを運んで来てくれます。

  上用の和菓子です。おまんじゅうや、最中のときは、そんなに思わないのですが、きれいなお造りの和菓子を見ると、やっぱりお茶と一緒にと思います。そんな事言っても、お盆の上でサッサと点てるだけです。最近お茶椀に使うのが、イタリアトスカーナのペロションさんの器。

  直径が15センチほどの浅めの器です。もちろん、お茶用の器ではありません。時には、少しだけお刺身を盛り込んだり、お漬け物を入れたりします。器として使っている時に気が付かないこと、それは、口当たりです。見た目にも薄く作られているペロションさんの器ですが、お茶を飲むときの口当たりは優しく感じます。カップ以外のものを、口に持って行くのは日本人くらいでしょう。ペロションさんだって、ご自分の作った器を口に持って行く人がいるとは、ご存じないと思います。

 以前漬け物を入れたときにも書きましたが、イタリアの人の作る器が、しっかりと日本的な食べ物を受け止めてくれます。私、何も一器多用を心がけているわけではないのですが、好きな器を好きなときに使っています。

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アンリークイールのネックレス

2011年11月15日 | 身の回りのもの

 晴れ、22度、78%

 この夏、好きでずっと身に付けていたものがあります。夏になると着るものが薄くなり、ブローチに耐えれなくなります。その上私が着るのは、無地の黒、白、紺のTシャツ ばかりです。珍しくネックレスをしました。

 アンリークイールの革ひもに珊瑚と緑の石が配されたネックレスです。革ひもです、汗が心配でしたが、首にあたるところだけと割り切って使いました。

  周りの方達が、いいわね、とほめてくださるものですから、調子に乗っていつも身に付けていました。家人に、また、それ?と言われるほどです。50を過ぎても、貴金属と言われるものには、どうも縁遠いようです。なんと言っても、似合いません。

 ホーチミンに行ったときは、空港で、イタリア人の同じ年ぐらいの女性に、ネックレスが素敵だから写真を撮らせて、と言われ、ますます調子に乗っていました。そろそろ、ブローチが付けれる服を着れる季節になりました。来年、またね。  けど、思い返せば、誰も似合ってるね、とは仰ってくれませんでしたね。

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羽布団

2011年11月14日 | 日々のこと

 晴れ、23度、86%

 少し涼しくなったので羽布団を出しました。風邪気味の家人に、あったかく寝てもらおうと思います。それに、夏中クーラをつけっぱなしの我が家では、やっとこの時期になって湿度も下がり、窓を開けて寝ることができます。窓を開けて、夜風を感じながら羽布団にくるまっていると最高です。いつもながら、カーテンは半分しか閉めません。香港島のピークの上に、星が見えます。時間によっては、お月様も見えます。でも、寝相がすこぶるいい私です、朝目が覚めると肝心の羽布団は、蹴散らかされていました。

  これから冬中、パグ犬モモと私が寝る部屋は、お日様が差し込みます。だから、羽布団がいつもほかほかです。羽布団を出すが早いか、パグ犬モモさん陣取りました。特別寒がりなわけではないのですが、フカフカな感触が好きなようです。

 とりわけ、金曜の夜  お風呂のあと、風邪をひいては大変とバスローブや羽布団にくるまれます。気持ちがいいのでしょうね。あっという間に  おやすみなさい。

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おき手紙

2011年11月13日 | 日々のこと

 晴れ、21度、79%

 おき手紙というのか、書き置きというのか、小さい頃学校から帰ると、おやつはどこにあります、とか、何時には戻りますとか書かれた母からの書き置きがテーブルにありました。

 私も、息子が高校で日本に帰るまで、彼の帰宅時に家にいないときは、よく書き置きをしたものです。

  何時になったら、ご飯のスイッチを入れてくれとか、遊びに行っても、何時までには家に帰るようにとか。この木でできたカラスさん、くちばしが紙を挟みます。私が、ものごころついたときには、既に実家にありました。なぜか、大学で上京する時私の荷物に入ったまま、ずっと一緒にいます。

 息子がいなくなっても、からすさん、しっかりお仕事をしていました。家人より先に仕事にでる時や、遅くなるとき短い伝言をくわえていてくれました。

 ところが考えると、最近は、おき手紙や書き置きをしなくなりました。携帯電話です。メールです。SMSです。すぐに連絡がつく、連絡を残しておける便利な機械のおかげで、すっかり、カラスのお仕事がなくなってしまいました。こんな書き置き、走り書きですから、手元にあった紙に字だって斜めになったりして。当然、誰もそんな書き置きはとってありません。手書きの文書が少なくなったのと同じに、生活のこんな小さなところにまで、変化が起きていました。

 私の書き置きに、息子は時々、何時に帰ります、などと返事をおいてありました。家人もたまにですが、何時に起こしてください。と書き置きがありました。彼らが書いた字がカラスのくちばしにくわえられているのを見ると、胸にポット、暖かくなるものがありました。久しぶりに、書き置きを復活させましょう。

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The Best of Me

2011年11月12日 | 

 晴れ、20度、78%

 ニコラス スパークスの16冊目の本が、The Best of Meです。日本では、ケビン コスナー 主演の映画、ラブレターインナボトルの原作者と言う方がが好いかもしれません。日本でも、16冊の本のうち3、4冊は翻訳版が出ていると思います。日本での評価は知らないのですが、ニコラス スパークスUS本国では、とてもポピュラーな作家です。10月11日に発売された、このThe Best of Meも次の週からニューヨークタイムズのベストセラー1位になるほどです。これほどの人気作家の本は、ここ香港でも発売から10日ぐらいで手に入ります。

 ニコラス スパークスの書く本は、どれも、キリスト教の愛が基盤になっているように思います。舞台は、アメリカの小さな街が多く、主人公も、普通の生活をしている人たちです。それなのになぜ、アメリは人にこれほどまで好まれるのでしょうか?

 私が、ニコラス スパークスを読み始めたのは、やはりケビン コスナーのラブレターインナボトル以来です。今数えてみると、14冊。ラブレターインナボトルと最初の本、ノートブックをのぞくと全て読んでいることになります。

 50を過ぎて、思うことですが、生きているといろんなことを背負って行きます。そして、それは自分だけではなく、今道ですれ違った人もみんな同じだと言うことです。背負うことは、辛いことも、悲しいこともうれしいこともあるでしょうが、それぞれの人を支えてくれるのは、周りの人の愛だということ。当たり前のことですが、ニコラス スパークスの書く本を読み終えると、その感を強くします。

 そして、ニコラス スパークスの本が、アメリカでヒットするのは、アメリカ人がそんな普通の愛に飢えているからかもしれません。いつもながら、読み終えたあとの好い余韻が残ります。

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IKEA 壁掛け

2011年11月11日 | 身の回りのもの

 曇り、19度、76%

 私が結婚したのは30年以上前、その当時は、白木の家具なんてまだ日本には少なかった頃です。デザインがよく、体に馴染むそんな家具を雑誌で見ては憧れていました。ホーローの鍋など大沢商会がダンスクを輸入し始めた頃です。お値段は、高嶺の花。

 東京の東急デパートが、時折北欧の物産展を催していました。それと同時に、IKEAの商品も紹介されていました。今のIKEAのように、安いわけではありません。それでも、すごい人ごみだったことからすると、北欧のものの持つ、明るさや清潔感に人々は惹き付けられていたに違いありません。なにを買うという目的もないのに、まだ歩けない息子を抱いて、見に行ったものでした。

 その時求めたのが、これ  帆布にプリントされた壁掛けです。息子のベットの横にずっとかかっていました。もちろん香港にも持ってきました。息子が、高校で日本に帰っても、ずっとかかっていたのですが、引っ越しで、ある頃から天井裏に入ったままになっていました。久しぶりに出して来て広げてみました。帆布が、少し黄ばんでいますが、以前と変わらぬ、鮮やかな色合いです。ちょっと心配だったのですが、家で優しく手洗いしてみました。なんだか30年もの汚れを落としてやりたくて。

 もう一度息子のベットの横に掛けました。と言っても、息子のベット、今は、パグ犬モモと私が寝ています。

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