チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

冬の庭の花

2021年01月21日 | 

晴、4度、88%

 よそのお庭には「ビオラ」がたくさん咲いています。本来は春先の花ですが、園芸種は秋から春まで咲き続けます。昨年の遅い春、その「ビオラ」の種を取りました。砂粒より小さな種です。種なのか、砂粒なのかわからぬままに、秋に種蒔きをしました。発芽したのは7つ、先日の雪の下でも元気に育っています。見ると小さな蕾があります。やっと昨日開きました。 種を取り、蒔いて、花を咲かせる、苗株を買うのとはまた違った喜びがあります。

 色のない寂しい冬の庭ですが、ポツポツ思いがけない花もあります。 夏からずっと花を絶やさない「ルドベキア」です。花数が減って来ましたが、花芽がたくさんついています。居間から見てるとバラのアーチの上にピンクのものが見えました。今は葉を落としているバラです。思わず庭に出ました。「冬のバラ」です。 奥に2つ小さな蕾が見えます。花姿はよくありません。香りもほとんどありません。でもこの明るい色に来るであろう春を感じます。

  地味な色の「クリスマスローズ」は下向きのふっくらとした蕾を次々に開いてくれています。早く咲きすぎた「ネモフィラ」 雪にも負けずに花をつけています。

 これは裏庭の花たちです。表には「ガザニア」「西洋菊」3種類、「ラベンダー」が咲いています。

 あとふた月は大きな庭仕事はありません。寒い中でも確実に春の訪れを感じる庭です。植物の強い生命力は見る者に元気をくれます。手と心をかけると間違いなく応えてくれる、大きな幸せです。

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そんなバナナ、

2021年01月20日 | おやつ

晴、1度、68%

 こんなパッケージのお菓子をいただきました。 手のひらに乗るくらいの大きさです。バナナのお菓子なのはわかります。どんなお菓子かな?期待に胸を膨らませてパッケージを解きました。

  7センチほどの小ぶりなお菓子、二層になっていて強烈なカカオの香りとその後にふっと甘いバナナが匂います。マカデミアナッツ、くるみが散りばめられて、見るからに洋菓子のケーキの様です。ところがこれは羊羹でした。

 「チョコレートの羊羹」と「バナナの羊羹」の二重仕立ての羊羹です。「バナナの羊羹」は初めて、「チョコレートの羊羹」は以前に一度食べたことがありますが、こんなにチョコレートぽくはありませんでした。小ぶりに切り分けて食べることにしました。

  まずは「チョコレート羊羹」を一口、柔らかめのチョコレートといった感じですが、最後に口に残るのは「手亡の白小豆」のざらっとした感触です。「やっぱり羊羹だわ。」次に「バナナ羊羹」を、口に含むとこれまたバナナの香りがしっかりします。やや硬めに仕上げられた「芋羊羹」の感じです。こういう層になったものは、上から下までを一口で食べてこそ味がわかります。そこで、二層を一度に一口、なんとも奇妙な味ですが不思議に調和がとれています。チョコレートも甘い、それを受けて下のバナナの部分も甘く作られています。つまり、バナナにチョコレートをかけて、ナッツのトッピングをイメージした羊羹です。

 いろんな羊羹をいただきます。最近は創作羊羹も多く、イチジクやドライイチゴが入った珍しい物まで種類も豊富です。小豆の餡を寒天で固める羊羹です。作ろと思えば色々作れそうです。この摩訶不思議な「そんなバナナ、」食べ始めたら、首を傾げながらも止まりません。今年はどんな羊羹に出会うかな、楽しみです。

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ヨックモックの缶

2021年01月19日 | 身の回りのもの

晴、5度、62%

 ヨックモックの「シガール」、細長いクルッと巻いたクッキーが好きです。そして、もしかしたらそれ以上にヨックモックの「シガール」の入っている缶が好きかもしれません。 

 高校を出て一人暮らしを始めました。一人暮らしの部屋の整え始めると仕分けする「空き缶」が欲しくなりました。その空き缶を求めるために「シガール」を買いました。今考える大学生にしては贅沢な話です。空き缶には細々した物が仕分けされて入ります。「空き缶」のためにどれだけ「シガール」を食べたでしょう。現行のヨックモックの缶よりもっとシックな紺と白の缶です。材質ももっとしっかりしています。そしてあれから40数年経った今もそれらの缶は現役です。「靴磨きの道具入れ」「たくさんのリボン入れ」「バースデーカード入れ」などと引き出しを開けると当時の缶が顔を出します。

 そんな私の「缶好き」をご存知の友人は毎年違った「クリスマスバージョン」の缶に入る「シガール」を送ってくれます。12月に入ると送られてくる「シガール」です。いつも変わらぬ美味しさの「シガール」と年によって変わる缶のデザイン、荷物を開ける楽しみです。

 帰国して以来、DMCのウールの刺繍糸を探していました。売っているお店を見つけ出し、昨日買い込んで来ました。次に刺す刺繍用です。まだ数本「シガール」が残っている缶を出して来て、「シガール」を食べながら刺繍糸を缶に収めます。 こんなことをするのが昔から一番楽しい時間です。

 昨年は「シガール」だけでなく、「チョコレートのラングドシャー」の小ぶりな缶も入れてくれました。 どちらも小人が主役です。「ラングドシャー」「シガール」の個別の包装にも小人がデザインされています。

 毎年いただく「シガール」いえヨックモックの缶、必ず入れるものが見つかるのが不思議です。小さな缶は刺し始めると小分けした糸と針山、ハサミを入れるつもりです。

 好物「シガール」とその缶はこれからも私の生活の一部です。

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紙おむつ 尿取りパッド

2021年01月18日 | 日々のこと

曇、2度、64%

 この1週間、頭を悩ませている事がありました。義母の「紙おむつ」と「尿取りパッド」です。施設側から「使用量が多くなったので、至急買い足して持って来てください。」と連絡を受けました。

 義母の施設に行くまでに大きなドラッグストアーが8軒ほどあります。テレビでも宣伝している「パンツ型おむつ」はたくさん種類もあり、数も並んでいます。ところが昔ながらの「紙おむつ」は種類が少ない上に棚に並んでいる数も1、2個。店によっては欠品しています。「尿取りパッド」はその「紙おむつ」の中に入れるものです。「紙おむつ」の消費量を抑えるために尿の度取り換えるものです。これは形、男用、女用とあったり、一度に吸い取る尿の量が様々です。おむつの形、尿取りパッドの種類まで施設側から指示がありました。指示通りのものは、ドラッグストアーをいく軒回ってもほんの数袋しか手に入りません。そこで、ドラッグストアーに「次回入荷の時の連絡」を頼みました。できたら「箱買い」したいと申し出ましたが、「箱買い」は断られました。当然です。お客は私だけではありません。「こうしてドラッグストアーを回って、買い集めればいいわ。」と考えました。

 毎日ドラッグストアーに通いました。その時、「この紙おむつ、尿取りパッドを買うのはここ数日ではないのよね。ずっと続くんだ。」と気付きました。一日二日ならせっせと車で運べます。そこで大量に買い求めたいと思って、webを開けました。私のような方が多いのでしょう、たくさんの細かい介護用品が売られています。もちろん、「紙おむつ」「尿取りパッド」も種類豊富です。「箱買い」ももちろん、施設にそのまま送ってもらえます。「もっと早く気付くべきだったわ。」

 値段に大きな幅があるのもwebのお店の特徴です。とりあえず、180枚の「紙おむつ」と360枚の「尿取りパッド」の手配をしました。今日明日中に施設に届くはずです。今後は「なくなりました。」と連絡を受ければ、プッチンとボタンを押すことになりました。

 忙しない気持ちは治まりましたが、このコロナ禍一生懸命働いてくださっている施設職員の方達に申し訳ないように感じます。ボタン一つ、簡単な買い物方法です。そして私の負担が減りました。

 「紙おむつ」などの介護用品は結構なお値段します。webで買い求めるとドラッグストアーより出費が幾分抑えられます。自宅介護の方などは便利な入手方法です。介護のための小さな用品まで品揃えが豊富なのも特徴です。介護をなさっている方は是非webで探してみてください。

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焼き鯖のサラダ

2021年01月17日 | 昨日のお昼ご飯

曇、8度、66%

 帰国以来この4年間、脂ののった鯖に出会う事がほとんどありませんでした。普通に近くの店で買う鯖です。とても残念でした。香港で取れる鯖はパサパサ、ノルウェーからの輸入冷凍鯖は美味しくてそればかり食べていました。日本の美味しい鯖を夢見て帰国しました。

 福岡の西、「姪浜」には小さいながら漁港があります。その漁港で朝一上がった鯖を見つけました。目は透き通って、 お腹の弾力も十分です。魚屋のお兄さん、「美味しいよ。」でも、あまり信用していません。

  家に帰って早速、お腹を開けると鮮度の良さはわかります。三枚に下ろしながら、「これは間違いなく、脂がのってるわ。」と感触がありました。それでもまだ半信半疑。下ろした上身を小さめに切って、フライパンにかけました。じわじわと脂が出てきます。「久しぶりに美味しい鯖だわ。」小さな切れを焼きながら急いで庭に飛び出ました。サラダに出来そうな葉っぱを集めます。

 皮目にはしっかり焦げ目をつけた鯖のサラダです。緑の葉っぱにワカメとえのきも添えました。まだ熱々の鯖を乗せ、最後にフライパンに残った脂をまわしかけます。 出来上がり。

 普通は脂は捨ててしまうのでしょうが、大事な動物性脂肪です。脂の少ない鯖ならここでオリーブオイルをかけるところです。この鯖の脂は十分な風味も持っています。捨てるのは勿体無い。熱いうちに急いで食べます。

 大きな鮮度の良い鯖、1本300円でした。大きな半身が残っています。捌く前にこんなに美味しいとわかっていれば「シメサバ」をこさえたところです。次は何を作ろうかな?

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ココさんの初詣

2021年01月16日 | ここ

雨、11度、88%

 福岡は昨日晴天、気温がぐんぐん上がりました。年末からの寒さと悪天候、ココさんのお散歩もお家周りの短いものでした。コートもいりません。セーター一枚で身軽に歩けるほどの温かさ、「さあ、ココさん、長いお散歩にくよ。」

 気温は17度近くまであります。目的は「護国神社」にココさんの初詣でのつもりでしたが、途中ココさんの息遣いが悪くなれば引き返すつもりでした。いつものように小走りで慣れない道の角角にマーキングをして歩きます。息遣いも安定しています。護国神社までは我が家からきっかり3キロ、休みなく歩き続けたココさんです。

 鳥居の中には入れません。大鳥居の外で手を合わせます。昨年末には孫娘たちと一足早い初詣をした同じ場所です。人もまばらですが、暖かななので散歩の人もいるようです。鳥居の前でココさんやっとひと休憩、陰の冷たい地面にお腹をつけています。 行き交う人が「かわいいね」と声をかけてくださいます。「〇〇から歩いてきました。」と私が言うとみなさん「よく歩いたね。」とココさんを褒めてくださいました。さあ、帰りは最短距離を歩きましょう。疲れないように、公園で休憩をとりながらの帰途です。公園では幼稚園の子供達が半袖で遊んでいました。 橋が好きなココさん。昨日は2つ橋を渡りました。  帰りもほとんど休まずに往復6キロ、「ご苦労様」帰り着くと、 

 ちょうどおやつの時間です。滅多におやつはあげないのですが、今日は特別、よく歩いたからね。 おやつを食べたら夕飯までよく眠りました。そして夕飯後またいつものお散歩に、元気なココさんです。「今年も神様が守ってくださいますように。」

 

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フェルトのトートバック

2021年01月15日 | 身の回りのもの

晴、7度、90%

 4年前、30年離れていた日本に帰国しました。住み始めたのは私が生まれ育った福岡です。福岡に住むのは40年以上ぶりでした。帰国したのは一番寒い2月、2月の福岡の空を見上げて「ああ、そうだった。」と気付きました。冬の福岡は曇天が多く、北からの海風が吹きます。時には雪も降ります。福岡の曇った冬空が大嫌いだった自分を思い出したのです。

 少しでも気分を持ち上げようと、普段使いの明るい色のバックを買いました。 大きさが十分、内ポケットがたくさん付いています。持ち手の太さも程よく小さな私が持っても不自然ではありません。あまりに使い易いので、夏には色違いを買いました。4冬使うと破れや綻びはありませんが、持ち手の部分がくたびれてきました。まだまだ大事に使いたいと思い、予備の冬用のバックを探しました。

 「何でも放り込めて、丈夫で、明るい色、内ポケットは欲しいなあ。」と欲張りです。買うとなると一生懸命探します。見つけたのが赤とオレンジ色のバイカラー、フェルトで出来ています。コロンとした形も気に入りました。今までのよりは一回り小さく、内ポケットは一つだけ。口の部分はホックで留めるようになっています。

 お店の方に「これをと」手渡してお支払いをする時、「ずいぶんポイントがたまっています。お使いになりますか?」と聞かれました。香港時代からポイントを使った経験が少ない私です。自分のカードに一体どれだけポイントがあるのか知りません。「ポイントを使ってください。」結局、このバックはポイントだけで買う事ができました。ついでにポイントの使い方、残高を聞きました。残高を聞いてびっくり!このくらいのバックがまだいくつも買えそうです。この2つのバックは「カンペール」のものです。

 替えのフェルトのバック、明るさと温かさが何とも言えません。しかもタダで手に入れたのですから。明日までは福岡、暖かな日が続くそうです。2月、また寒さが戻ってくるでしょう。フェルトの温もりが嬉しい2月になりそうです。

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新種のお線香

2021年01月14日 | 日々のこと

晴、5度、80%

 自宅使いのお線香が切れたので仏具屋へ行きました。最近では仏具屋も郊外型店舗があります。仏具の消費は減っているのではと思います。私のようにお仏壇を始末する人も多いと聞きます。大きなお仏壇は必要ないけど小さいものへ買い替える人はいるのかもしれません。郊外型の店舗は広い駐車場があるので便利です。

 父母に使うお線香は決まったものですから、いつもならそのお線香の箱をとってお店の人に渡します。昨日は若い男性の店員さんが側に来てお線香の案内を始めました。我が家のお線香も種類が増えています。「微香」「微煙」を含めて4種類、「微香」は機密性の高いマンションなどでは匂いが強すぎて買う方が多いのだそうです。「微煙」は解せません。ゆるりと立ち上る煙を見るのも、供養だと思いますが、よく考えられています。

 別の棚に目を写して、視線が止まりました。「ミルキー」「いちごみるく」「佐久間のドロップス」が並んでいます。「これもお線香です。どうぞ香りを」とお兄さん。一箱一箱開けて匂いを嗅ぎました。「ミルキー」は不明な香り。「いちごみるく」も最初ははっと思ったけど最後はお線香の香り。「佐久間のドロップス」は「あれ!」色違いのお線香が並んでいます。ドロップスの色の数だけ違う匂いがそれぞれついています。これにはびっくり。「佐久間のドロップス」はかなりその物の匂いがします。

 お支払いをしようとすると、お兄さんが「こちらもどうぞ」と横の箱を指します。「コーヒー」「緑茶」「いちご」のお線香です。 それぞれうまく作られていますが、最後に鼻に残るのは煙っぽいお線香の香りです。

 老舗の仏具屋さんです。入社一年という若い店員さんは歳の行った私の「お線香談義」に耳を傾けてくれました。「アロマ」が巷に浸透始めてから「お線香」の香りに変化が起きました。「ラベンダー」のお線香などが店に並び始めました。物珍しく買い求めましたが、お仏壇にあげるお線香は従来のものに落ち着きます。

 「ミルキー」「佐久間のドロップス」「いちごみるく」を買う人がいるのかしら?お子さんを亡くされたお家ならわかるような気がします。「白檀」「伽羅」の正統派のお線香は心身を鎮めてくれると思います。帰り道、車の中でふと中国の長い長いお線香の香りを思い出しました。赤い彩色とは裏腹な素朴な香りです。

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年を越してやって来た「クリスマスカード」

2021年01月13日 | クリスマス

雨、3度、80%

 昨日、一通の「クリスマスカード」を受け取りました。南半球からの「クリスマスカード」です。 長い時間かかりましたね。遠い道のりをやって来ましたね。

 コロナの影響で海外への郵便物は以前より大幅に遅れが出ています。香港ですら普通郵便ですと、ひと月近くかかってしまいます。海外の郵便物はよく寄り道もします。他の国に間違って送られて転送されてくることもまま。時間がかかるとわかっていても、着かないと送った方は気が気ではありません。私など主人に「郵便受け見てくれた?」と幾度も尋ねます。

 学生の頃から海外で生活する彼女はニュージーランドに渡っていく年がすぎたかしら?香港に息子さんと訪ねて来てくださって以来お会いしていません。ホテル業界で仕事をしている彼女のことを案じているところでした。日本同様、いえもっと厳しいコロナの規制が敷かれていたニュージーランドです。当然、旅行どころの話ではなくホテルでの仕事に就いている人は大変だと思います。

 一軒家で「HANA」と言う名の猫と暮らす彼女です。大家さんの家にパグの子犬がやって来た時には一番に知らせてくれました。あちらは夏本番に入る頃ですね。アメリカ、台湾、ニュージーランド、その土地その土地を楽しむ術に長けている彼女です。

 人柄通りの優しい字で書かれた「クリスマスカード」の最後には、「国境が開いたら、今年こそは福岡へ伺いたい。」と書かれています。「国境が開いたら」長く海外に暮らす人だからこその言葉です。

 会いたい人、行きたいところ、叶わぬこの一年。誰しも窮屈な生活を強いられているこの一年。年を越してやって来た「クリスマスカード」はたくさんの想いを運んでくれました。

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えのき 「白の極み」

2021年01月12日 | 食材

雨、2度、96%

 きのこが大好きです。変な食べ物だと思います。世界中その土地の面白いきのこがあるのも不思議です。一昨年は友人が送ってくれた「きのこセット」を育てました。きのこは菌で増えます。芽が出る?と言うのでしょうか?種木に育つきのこの様子は面白く可愛くもありました。

 昨年秋の初め、えのきだけの新しいパックがスーパーに並んでいます。お鍋でなくてもえのきは炒めても美味しいのでよく求めるきのこです。考えもせずにカゴに入れました。特にパッケージを読みもせず、そのえのきを買い続けていました。先日、お鍋をそのえのきを使ったところ、なんとも心許ない食感です。というかお鍋の中でどこにいるのかえのきを探す始末です。やっと見つけたえのき、食べるとお味も香りもありません。

 普段はワカメとの和え物に使います。 乾燥の美味しいワカメとえのきをさっと茹でて合わせるだけのものです。この一皿はえのきの香りも食感も抜群です。ワカメとの色合いもよくこの冬は小鉢として幾度も食卓に上ります。こんなに美味しいえのきがお鍋では煮えすぎたのか、ふにょふにょです。

 そこで改めて袋を読みました。えのきは名前がついていました「白の極み」。なんとその通り、従来のえのきだけよりはるかに白い、その上細い。ネーミングの良さに唸ります。よくよく袋を読めば新品種のえのきです。しかも「福岡大城 大木町」の特産品だそうです。「素麺のようなえのきを素麺と一緒に合わせて食べてください」とも書かれています。

 きのこも今では栽培ものが主流です。一年中食べる事が出来ます。品種改良まで行われているのには驚きました。量産できるように、品質が一定するように、どの農協でも工夫が繰り返されているのだと思います。

 「白の極み」今度はお勧めに従って素麺と合わせてみようと思います。和え物にはもってこいのえのき「白の極み」です。お値段も3袋で100円、うんと得した気分です。べっぴんさんの「白の極み」見つけたらお試しください。

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