晴、4度、88%
よそのお庭には「ビオラ」がたくさん咲いています。本来は春先の花ですが、園芸種は秋から春まで咲き続けます。昨年の遅い春、その「ビオラ」の種を取りました。砂粒より小さな種です。種なのか、砂粒なのかわからぬままに、秋に種蒔きをしました。発芽したのは7つ、先日の雪の下でも元気に育っています。見ると小さな蕾があります。やっと昨日開きました。 種を取り、蒔いて、花を咲かせる、苗株を買うのとはまた違った喜びがあります。
色のない寂しい冬の庭ですが、ポツポツ思いがけない花もあります。 夏からずっと花を絶やさない「ルドベキア」です。花数が減って来ましたが、花芽がたくさんついています。居間から見てるとバラのアーチの上にピンクのものが見えました。今は葉を落としているバラです。思わず庭に出ました。「冬のバラ」です。 奥に2つ小さな蕾が見えます。花姿はよくありません。香りもほとんどありません。でもこの明るい色に来るであろう春を感じます。
地味な色の「クリスマスローズ」は下向きのふっくらとした蕾を次々に開いてくれています。早く咲きすぎた「ネモフィラ」 雪にも負けずに花をつけています。
これは裏庭の花たちです。表には「ガザニア」「西洋菊」3種類、「ラベンダー」が咲いています。
あとふた月は大きな庭仕事はありません。寒い中でも確実に春の訪れを感じる庭です。植物の強い生命力は見る者に元気をくれます。手と心をかけると間違いなく応えてくれる、大きな幸せです。