マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

みたらし祭りの頃

2014-07-28 | グルメ
「水無月」は京都では梅雨の頃、ちょうど一年の折り返し地点にかかせない和菓子です。

水無月はどこの和菓子屋さんでも、スーパーにも並んでいます。
 
先日近くのスーパーで「水無月粉」を発見。
水無月を作るには、くず粉や白玉粉、米粉、小麦粉などの粉を混ぜなくてはなりませんが、
この粉は米粉、餅粉、小麦粉などが水無月用に混合してあります。
水や砂糖を加えて蒸せば簡単に水無月が作れるのです。
早速作ってみました。
10分位蒸して、甘納豆を散らして、再び蒸してまた10分位で出来上がり。
レシピ〈NHKのきょうの料理の和菓子の本)より水を増やし砂糖を減らしましたがちゃんと水無月が出来ました。
味もばっちり、
今回はサトウキビの粗糖を使いました。
次回は黒砂糖や抹茶を使ってみようかな。

今日は久し振りに少し雨が降りましたが、
厳しい暑さが続いています。

今、下鴨神社は「みたらし祭り(今年は25日~29日)」です。
梅雨が明けて一年で最も暑さが厳しい時、
夕暮れになると近所のお年寄りや子どもが連れだって出掛けます。
森の中に連なる露店の明かりは子どもには堪らない魅力です。
スカートやズボンをたくしあげてろうそくを持って冷たい池の中を歩き、
家族の健康、とくに、かつてはチュウブ〈脳梗塞など)にならないようにと手を合わせたものです。
池から上るとどんな暑い日でもすぅっと涼しくなります。
足がしびれる位冷たい地下水の効き目は格別です。

写真は数年前のもの。火を灯したろうそくを奉納して水から上がって来るところです。



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