子どもの本を通して、アフリカと日本の間にかけ橋を作ろうという活動があります。
「アフリカ子どもの本プロジェクト」です。
「アフリカは地図上の大きな大陸だ。」
と言うことはできますが、
気候も文化も人種も言語も国によって地域によって非常に大きな差異があり
アフリカとは、と短い言葉で表現することはできません。
けれど、今、広いアフリカ大陸のどこかで絶えず戦争が起こって血が流れ、
子どもたちが犠牲になっている、ということは事実です。
子どもたちが銃やナイフを持たされ、
洗脳され、自分たちの親や兄弟の住む村を襲い、
人殺しを強要されるというような恐ろしい事も行われています。
例えその戦争が終わったとしても、
憎しみは憎しみを生み続けます。
また、エイズも子どもたちの親の命を奪い
孤児となった多くの子供たちはストリートチルドレンになるしかありません。
そして今エボラ出血熱が西アフリカで猛威をふるっています。
苦しい思いをしている人たちのところへさらなる苦しみが次々に襲いかかっていく…
本当に神も仏もないと思います。
子どもたちが昔話を思い出し、歌を歌い、喜びを取り戻し、
希望と誇りを取り戻し、笑顔になるにはどうすればいいのでしょう。
そんな子どたちが、生きていく力を得るために私に出来ることなど何もないのです。
でもアフリカの現地で子どもたちのために頑張っている人たちがいます。
このような人たちの存在は私にとって、未来への希望です。
上記のプロジェクトはその一つで、ケニアの山間の村での子ども図書館つくりに携わった有志が設立しました。
写真は子どもたちと一緒にレンガを積み上げ、色を塗って、絵を描いて作り上げた建物です。
今日はその「子どもの本プロジェクト」の10年の歩みの報告を聞き、
ムビラ(ジンバブエの楽器)の演奏を聴き、アフリカを描いた絵本や絵本の原画をみて来ました。
上の写真は会場(京都市国際交流会館内)で「ムビラ」演奏中の様子。
「ムビラ」です。ヒョウタンには補修の跡がいっぱいありました。
王冠が活躍しています。演奏者は親指の腹に金属の爪のようなものをはめてムビラをはじきます。
「ムビラ」はカリンバに似ていますが、アフリカの限られた地方の楽器でカリンバより大きく複雑で、
ひょうたんの中で響かせながら演奏します。
反復するメロディとさざ波のようなリズムは
ずっと聴いているとトランス状態に引きこまれそうな感じがしてきます。
絵本を展示している台に掛けてある布が素晴らしい!
なんて力強いデザインなのでしょう。
生命力に溢れています。
織物や染め物をみるだけでも、地域によって違い、
日本のものとそっくりな藍染の絞りなどもあり、
本当に様々でアフリカの文化の豊かさを感じます。
「アフリカ子どもの本プロジェクト」です。
「アフリカは地図上の大きな大陸だ。」
と言うことはできますが、
気候も文化も人種も言語も国によって地域によって非常に大きな差異があり
アフリカとは、と短い言葉で表現することはできません。
けれど、今、広いアフリカ大陸のどこかで絶えず戦争が起こって血が流れ、
子どもたちが犠牲になっている、ということは事実です。
子どもたちが銃やナイフを持たされ、
洗脳され、自分たちの親や兄弟の住む村を襲い、
人殺しを強要されるというような恐ろしい事も行われています。
例えその戦争が終わったとしても、
憎しみは憎しみを生み続けます。
また、エイズも子どもたちの親の命を奪い
孤児となった多くの子供たちはストリートチルドレンになるしかありません。
そして今エボラ出血熱が西アフリカで猛威をふるっています。
苦しい思いをしている人たちのところへさらなる苦しみが次々に襲いかかっていく…
本当に神も仏もないと思います。
子どもたちが昔話を思い出し、歌を歌い、喜びを取り戻し、
希望と誇りを取り戻し、笑顔になるにはどうすればいいのでしょう。
そんな子どたちが、生きていく力を得るために私に出来ることなど何もないのです。
でもアフリカの現地で子どもたちのために頑張っている人たちがいます。
このような人たちの存在は私にとって、未来への希望です。
上記のプロジェクトはその一つで、ケニアの山間の村での子ども図書館つくりに携わった有志が設立しました。
写真は子どもたちと一緒にレンガを積み上げ、色を塗って、絵を描いて作り上げた建物です。
今日はその「子どもの本プロジェクト」の10年の歩みの報告を聞き、
ムビラ(ジンバブエの楽器)の演奏を聴き、アフリカを描いた絵本や絵本の原画をみて来ました。
上の写真は会場(京都市国際交流会館内)で「ムビラ」演奏中の様子。
「ムビラ」です。ヒョウタンには補修の跡がいっぱいありました。
王冠が活躍しています。演奏者は親指の腹に金属の爪のようなものをはめてムビラをはじきます。
「ムビラ」はカリンバに似ていますが、アフリカの限られた地方の楽器でカリンバより大きく複雑で、
ひょうたんの中で響かせながら演奏します。
反復するメロディとさざ波のようなリズムは
ずっと聴いているとトランス状態に引きこまれそうな感じがしてきます。
絵本を展示している台に掛けてある布が素晴らしい!
なんて力強いデザインなのでしょう。
生命力に溢れています。
織物や染め物をみるだけでも、地域によって違い、
日本のものとそっくりな藍染の絞りなどもあり、
本当に様々でアフリカの文化の豊かさを感じます。