地図を見ていて気になっていた神社2社に、
昨日の夕方思い立って行ってきました。
一つは伊勢街道と熊野街道の交点近くの「田丸神社」
そしてもう一つは名前が気になった「鴨下神社」
3年前まで、下鴨神社(京都)のすぐ傍に住んでいたのです。
「下鴨」と「鴨下」!
「鴨下神社」は畑やブドウ棚などの果樹畑にかこまれた鬱蒼とした森でした。
1カ所だけ切れ目がありました。出入り口はここだけ、
右下の石の柱に、「鴨下神社」と刻まれた文字がかろうじて読めます。
薄暗い森の中に、夕日が差し込んでいました。
白木のミニチュアのような鳥居と玉垣と社がぽつんとあって、
さい銭箱や手水鉢などなにもありません。
何だか神社の原型を見るような感じがしました。
場所が大切だったのだろう、と思えます。
とても古い神社で、
祭神は石己呂和居命(いしころわけのみこと)、鴨比古命(かもひこのみこと)、鴨比賣命(かもひめのみこと)で水の神様だそうです。
下の写真は神社の近くの畑の中の農作業小屋。
左の方に葡萄棚、その奥に鴨下神社の森がちょっとだけ見えています。