マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

夜が無かったら

2009-02-05 | Weblog
相変わらず図書館から本を借りてきては乱読していますが、
先月は宇宙関連の本を主に読んでいました。
その中に、
アイザック・アシモフの「夜来たる」を紹介する一文がありました。
(その本は早速図書館に予約をしましたが、まだ未見です)
複数の太陽があり、複雑な公転をするため、
夜が無い惑星に住む人々の物語だそうです。

夜が無かったら!!
いったいどうなるのでしょう!!!
生物がいたしたとして、どんなリズムで生活するのでしょう?
もし、人類が誕生したとしても、
夜空が無ければ、輝く星が無ければ、
天文学は発達しなかったかもしれません、
とすれば、自分たちが暮らす地球の存在を知ることができるでしょうか?
夜が無くても空想し、物語を編むことができるのでしょうか?

暗い夜が、見えないものの存在を知らせ、
この世界を支えている、
と、著者は書いています。
なんとすごくて素晴らしいことでしょう!!
夕べは「もし夜が無かったら」と想像しながら眠りにつきました。

著者(須藤靖)は物理学者ですが、
アシモフの『夜来たる』は「科学する心」を伝える第1級の天文学の教科書である、と紹介しています。

『ブックガイド〈宇宙〉を読む』岩波書店編集部
 〈宇宙〉と私たちをつなぐ思考の旅へ9人が案内する
  岩波科学ライブラリー152、2008年
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