七里ガ浜は、延々22km続いているそうです。
紀伊半島の多雨地帯の深部から、太平洋に流れ込む熊野川(流れている場所によって北山川、新宮川、十津川などと呼ばれる)が
丸い石の長い浜を作ったのだそうです。
熊野川は、下の地図には入っていませんが、七里ガ浜が続く、南の方で、海へと注いでいます。
そして浜の北の端(地図中央部)からは、突然複雑に入り組んだリアス式海岸が紀伊半島の東の突端へとずっと続いています。
赤い矢印が「花の窟」紫が「獅子岩」オレンジが「鬼が城」の位置です。
このあたりには奇岩が多く見られ、「鬼が城」には散策道が設けられているようでした。
今回、鬼が城へは行けませんでしたが、この獅子岩もなかなかすごい。
熊野川は、「熊野詣」の「川の街道」としても、利用されてきたそうです。
今回は、車で国道42号線をずーっと走りましたが(私は常に助手席)、
所々で、「熊野街道」へと続く道標や案内板をたくさん見かけました。
今は、車や電車で、旧街道の近くまで行って、そこから日帰りの街道散策をする人が多いようです。
要所要所に道の駅もあって、便利です。
後白河法皇は34回も熊野詣をしたそうですが、
一体どんな旅だったのでしょう?
「蟻の熊野詣」と言われた頃の庶民の旅は、想像もできません。
でも、とにかく、死ぬかもしれないと思っても、行く。
「信仰」あるいは「流行」だけでは説明しきれないものがあって、
「旅」には身体の奥深くから、突き動かされるものがあるのかもしれません。
涼しくなり元気も少し取り戻せそうです。
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これからもよろしくお願いいたします。
こんにちは、
良かったですね!
どうぞご無理のないように!
こちらこそ、
今後ともどうぞよろしくお願いします。
暑さと、体調は連動している、と毎年思います。
私は昔から夏になると、どこか身体がおかしくなって、
点滴にいったり、薬を飲んだりして、
あとは家で、ひたすらダラダラしながら夏が去るのを待っています。
今年も夏の始めに動けなくなって、
近くのお医者さんで、漢方薬を処方してもらいました。
薬が効いたのかどうかは分かりませんが、
ようやく暑さも終わりに近づいたようで、ホッとしています。