マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

柿のヘタ、蔓(かずら)のトゲ

2014-06-06 | 自然
柿は渋ガキも甘ガキも勿論食べるし、
柿渋は塗料にもなるし、
染料にもなるし、
葉っぱはお茶になるし、と思っていたけど、
ヘタまで利用されているとは知らなかった!
しゃっくり止めとして昔から使われていたそうで
今では、病院などでも薬の副作用などでしゃっくりが出て困る時に処方されるそうです。
柿のヘタがしゃっくり止めになることを発見した人は素晴らしい!

写真は「カギカズラ」
(一枚しか写真を撮ってこなかったようで、横からも取ってくるべきだった。
葉の上の緑色の小さな丸いものは何だろう?虫コブ?)
カギカズラはつるを伸ばして絡み付いてよじ登るのではなく、
葉が出ている節ごとにくるりと曲がった鉤爪状のトゲがあって、
その鉤を大きな木などにひっかけてどんどんよじ登って高く長く太く育っていくのだそうです。
その鉤の数が、1こ、2こ、1こ、2こと節ごとに「替りばんこ」についているのが不思議です。
その方がより自由によじ登れるのかもしれません。
その鉤は緑色から徐々に茶色になるのだそうですが、
その茶色くなった鉤が漢方薬に使われてきたそうです。
今はカギカズラは認知症に効果があると注目されているそうです。
また、インフルエンザの特効薬タミフルの成分が含まれているそうです。
あーびっくり・・・

柿は日本中にありますが、カギカズラは南方系の植物で、京都では珍しいそうです。

〈薬用植物園にて 2〉
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