マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

TOMIX ワキ50000&コキフ50000 台車振替改造

2021-10-04 20:42:00 | マル鉄コレクション館
こんばんわ。


日曜日は公園の除草。
先月はコロナ感染拡大の影響で中止となり、2か月振り。というだけあって茫々状態。
たった20名ほどの参加者では太刀打ちできませんでした。カマでひたすら草を刈っていたので、右腕はパンパンです。


さて、TOMIX ワキ10000&ワキ50000(再生産)において再生産で入手したワキ50000と、既製品のコキフ50000の台車を振り替えてバリエーションを増やしてみようと思ったのですが、【N】甘かった台車交換のとおり、実車の台車オーバーハングの違いから単に交換するということが不可能であることが発覚。
代替で何とかなるかと思い、中古で偶然にも手に入ったタキ25000の台車を使ってみようと思ったところ、似ていても非なるものであることが判明。他に都合の良い車種も発売されていないことも発覚し、手詰まりになってしまいました。

一時期、バスコレやトラコレから様々な改造を手掛けていましたが、それでもここ10年位は改造などの作業をすることもなく、工具や材料もどこに何があるのか分からないような状態に。それでも思い立ったらやらなきゃ気が済まない性格が久し振りに目覚めてしまい、子供的発想の雑な作業ではありますが、実行に踏み切りました。




説明が前々回記事と重複しますが、ワキ50000は、運用効率の低下により昭和53年10月ダイヤ改正から一部のコキ10000系による高速列車がコキ50000系に置き替えられることになり、一部のコキ10000をコキ50000系対応に改造する工事が行われ、昭和52年~55年に掛けて25両(59000~59024)が登場しました。




こちらは実列車で展開されていたであろう、コキフ50000とワキ50000の連結シーンです。
ここで違和感が判りますでしょうか?実車ではこちらの姿が長かった筈ですが、私は1度も目撃したことがありません。




こちらは連結部をアップにしたシーンです。
台車が振り替わっており、カプラーもカトーカプラーに変更されています。もちろん、カプラーポケットの長さが違うため、フツーに取り付けることはできません。ここを色々と考えて、結果強引にここまで持っていきました。改造内容は稚拙極まりないので、説明は割愛させていただきます。





上が改造前(TR203)で下が改造後(TR223)のワキ50000です。
ホイールベースでいうとTR223が若干短いため、実車の台車写真と見比べた時に若干の違和感があります。それでもタキ25000に使用しているTR216に比べると模型上でも若干長く造られており、信頼はできるかなぁ~?ってところです。
実は、KATOであればワキ8000が製品化されているため、何の問題もなく台車を振り替えるだけで済んでしまう話なんです。TOMIXだからこそ発生してしまう苦労です。

実は、冒頭の写真も既に改造後のものです。判りました?




こちらは相方となるコキフ50000です。
台車はTR223(コイルバネ)で登場していますが、高速で走行するにもかかわらず貨物積載時の設計になっているためか乗り心地が非常に悪かったそう。4個積載改造により輸送力に難があり第一線から撤退の始まった10000系車両から捻出したTR203を、コキフ50000に流用したことにより発生した姿になります。
台車の振り替えは車掌室側のみということになっていますが、実車ではコンテナ側も履き替えたものを見た記憶もあります。
大宮操車場でハンプ入換をしていたとき、稀ではありますがコキ代用や回送でハンプを通過することもあり、「あれ?」と思ったのも遠い昔です。貨車は大体がいつ来るか分かりませんので、撮影することも難しかったですね。




ワキ50000のカプラーポケットは極端に短いため、カトーカプラーに継ぎ足して既存のポケットに固定しました。
実車ではガチャ履きしか存在しなかった可能性もあるのですが、ベースができているのでもう1両のコキフに履き替えれば、集電装置の小改造のみでガチャ履き車両をもう1両作成することもできます。

現在も製品化されているコキフ50000ですが、かなり昔の製品であるため、乗務員窓にサッシの表現が無いなどディテール水準がかなり低いものでした。現製品と比較してもちょっと見栄えが悪いので、銀テープなどでドレスアップをしてみたいですね。

改造に当たっては部品の紛失などの含めかなり苦労してしまいましたが、久し振りに真剣改造をすることになりました。しかし、歳のせいで目が悪くなり、手元はメガネを外さないと見えない、ちょっと離れるとメガネを掛けないと見えないなど、細かい作業が恐ろしい程難しくなっていました。


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