こんばんにゃ!
TOMIXから南部縦貫鉄道関連の車両に関して製品化が発表されました。
キハ104は既製品からの発展形、レールバスについては既製品の作り直しのようです。これに加えて貨車セットも発売されるそうですが、カマが発売にならない中での製品化はちょっと???ですね。
最近、20~15年くらい前に購入したままとなっているNゲージを徐々に弄り回しているところですが、レールバスが発売されるという情報を得たところで、先日在庫品を見ていてキハ02・キハ03があったことを思い出しました。
これも購入して以来しまい放しになっていたのですが、久し振りに取り出してみてビックリしてしまいました。レールバスが個別に乳白色ビニールに包まれていたのです。
このところ報告していたマイクロエースのダイキャスト崩壊製品をチェックしている中で、同社でも乳白色ビニールを使用しているものがあり、ビリビリに劣化している状況を目の当たりにし、ボディに悪影響が起きる恐れがあることをお知らせしたところです。
ここにきて、まさかTOMIX製品にまで同様の事象が波及しているとは思ってもいませんでした。
しなのさかいさんによると、どうもこの時代は中国製となっていることから、粗悪な製品、質の悪い材料が多用されていた可能性が高いようです。なるほど、そりゃ納得です。
TOMIX製品に関しては、ブックケースの崩壊について以前から話を聞いており、しなのさかいさんも頭を悩ませていたようです。この辺りのことも同じ影響かもしれません。
ビニールはまるで柿の葉寿司のようにピッタリと丁寧に巻かれており、当時の製品管理としてはすごく良かったのではないかと思います。
しかし、ここに劣化と言う未知の敵が現れた場合、ボディへの悪影響の懸念が強まってしまいます。
案の定、写真にあるようにボディに密着した部分が透明化し、悪影響の現れが見て取れます。取り出しの際にごくわずかな力で破れが生じている様子も写真からお判りいただけるでしょうか?
密着していた部分はボディに貼り付き、剥がす際にピリピリ音を立てていました。ボディへの癒着はほとんど無かったのですが、ほんの一部、表面にツヤが出てしまったところがありました。
発泡スチロール自体も経年劣化が心配なのですが、今のところは大丈夫そうです。
取り敢えず、乳白色ビニール自体は信用できないので、基本的にはすべて除去した方が良さそうです。この方がケース内の見栄えが良さそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます