9月5日(木) (クレタ島・イラクリオンからハニアへ)
今日はバスで島の東側にあるハニアの町に移動する。
右手に美しい海を眺めながら、約3時間の旅。
30分毎に出発するバスを、
丁度30分待って乗り込んだら満席だった。
途中で5~6ヶ所停車。
数人が入れ替わるが、それでも立っている人はいない。
たまたま今日はそうだったのか、それとも、
立つ人がいないようにチケットを売っているのか不思議だった。
決して華美でなく、高い建物や木々もなく、真っ青な海と、
白っぽいリゾートハウスの点在する様は、
日本の海岸線とは全く違っていたが、ずうっと平坦で美しかった。
今朝、ホテルからバス停まで乗せてもらった
タクシーの運転手によると、
ハニアはイラクリオンよりずっとずっと美しい街だと言っていた。
交通手段はバスのみ。(もちろん自動車はあるが・・・)
ハニアのバスセンターはたくさんの人達で混んでいた。
バスセンターから5分と聞いていたホテルまでの街並みは、
埃っぽくて、汚くて、お世辞にも美しいとは言えず、がっかりした。
キドンホテルはこの町で一番大きな4つ星のホテルと聞いていた。
従業員も皆感じ良く、部屋も広く、古いが清潔だった。
しかし、トイレに入って???
このマークはどういう意味だろう。
夫は「トイレットペーパー以外の物を流すな、
という意味かな。」と言ったが、
これはどう見てもトイレットペーパーその物。
昨年、スイスのユングフラウヨッホの山頂で見た情景を思い出した。
トイレの隅に大きなバケツが置いてあり、
使用済みの紙が山積みになっていた。
決して水洗機能が壊れているわけではなく、普通に使用出来るのだ。
7~8年前にはなかったので、最近は中国の観光客が増えて、
トイレの床に積み上げるので、
どんどん大きなバケツを用意し始めたのかと
思っていたが、中国人だけではなかったのかもしれない。
日本のことだけしか知らない私にとって
外国で見ることは全て勉強、気付き、感謝、感動、反省だ。
一休みして、ホテルから歩いてすぐの旧市街を目指した。
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