9月8日
アムステルダムの中央駅まで雨の中をタクシーで移動。
インターシティ列車でケルンまで約3時間。
我々の乗るつもりだった列車が、人身事故でなかなか来ず、
構内で立ち往生。
後で知ったのだが、こちらでは人身事故が起こると、
車両全部を取り替えるので、
その電車その物全ての運行がなくなるらしい。
線路周りを片付けて、30分ほどで運転を再開する日本とはかなり違う。
飛行機に乗ったり、どこかで乗り継ぎを考えている人達には、
ひどく迷惑な話だが、
考えてみれば、確かに気持ちはいいかもしれない。
2時間ぐらい、駅に隣接するバーガーキングで待つことになった。
(写真中央の2階部分の広いスペースがバーガーキング)
さて、若者の数人は荷物番を残し、また街に出かけて行ったが、
私は日本に絵葉書を送るため、
切手売り場を探しに駅構内へ戻った。
ヨーロッパではほとんどのホテルで、
切手代を払えば郵便局の集配係が
各ホテルを回って持って行ってくれるが、
オランダではそのシステムはないのだろうか。
それとも、我々が泊まったホテルがなかったのだろうか。
何人かに売り場を尋ねる内、アムステルダムではキオスクではなく、
AKOという本屋で切手を扱っていることが分った。
しかも、外国便と国内便のポストが分かれていた。
旅行者なのだろう、ドイツ人の老夫婦が
私にどちらに入れたらよいかと尋ねてきたが、
英語ではないので私も分らず、通りがかりの人に聞いてようやく分った。
そういう訳で、たった一枚の絵葉書を送るのにも、
たくさんのドキドキを重ねて、投函できた時は、
大いなる自己満足と達成感を得る事が出来るのである。
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