朝起きて、テレビをつけてUSオープンを見た時の驚き・・・
「なぜアンドレ アガシが出ているの? 引退をしたのに・・・」
夫の話では、ウインブルドンの後、4大大会を引退、というのだから、
これが最後の試合なのだとのこと。
最後の彼の勇姿を惜しむかのように、
会場は熱狂的な応援が飛んでいた。
ヴァクアティスが2セットを取った後、
アガシが2セットを取り返し、
最終セットの戦いの壮絶なこと。
声援はほとんどアガシへのものだったが
脚がつるというアクシデントを乗り越え、
ヴァクアティスの勝利でゲームセット。
アガシを抱き、頭をなで、彼を讃える仕草に、
今まで孤立無援だった彼への拍手が沸き起こり、
感動的だった。
・・・ただし、この試合の途中、気になりながら、観光に出かけたので、
この結果を知ったのは夜になってからのことだった。
さて、今日はフリーの日。
10時ごろにホテルを出て、夫と二人、ファン・ゴッホ美術館を目指し、
その近くにあるコンセルトヘボウと、
広い芝生のミュージアム広場を挟んで建つ、
国立博物館に立ち寄った。
コンセルトヘボウは1888年にオープン。
オランダ語で「コンサートホール」を意味し、
ここを拠点に活躍するコンセルトヘボウ管弦楽団は有名である。
入場料も日本に比べ、格段の安さで5,000円ぐらいとか。
夫はいろいろ調べていたが、結局、時間が取れず断念。
ファン・ゴッホ美術館
20年ほど前に一度来ているので、今回は2度目。
単に私の好き嫌いの問題かもしれないが、
ゴッホの若い頃の作品を見ても、あまり感激はなかった。
丁度、日本展が開かれていたので、そちらをのぞくと、
もう日本ではなかなか見ることの出来ないような、
最高の美術品が多数並んでおり、
戦後のどさくさの中で、食べ物を得るために手放した物が、
海外に散逸したのだろうか、我が国の芸術性の高さに驚嘆し、
同時に、何だか腹立たしいような気持ちになった。
後で聞いた学生達の感想も、
日本展の作品の方がすばらしかったとのことだった。
その後、シンゲルの花市場に行き、向い側に並ぶカフェの店先で
コーヒーを飲みながら、行きかう人達を眺め、のんびり時間を過ごした。
花の種類の多さ、いろいろな形の球根、
天井いっぱいにぶら下がったドライフラワー、
それを見ながら通るいろいろな国々の人達、老若男女。
いつまでもいつまでも見飽きることがなかった。
シクラメンの球根を見た時の驚き・・・
「何、この牛の糞のようなものは・・・」
花はいつも見ているのに、根っこのことは全く知らなかった・・・
夕方5時。
それぞれに自由な時を過ごした仲間と、
賑やかなダム広場で集合。
インドネシア料理店で夕食を楽しんだ。
私は生まれて初めての経験だったが、
思ったよりも辛くはなく、おいしかった。
生き生きと、今日の行動について話す学生達と、
お料理とおしゃべりを楽しんで、
幸せな一日だった。
若い方たちとの写真、一番奥の右側が貴女?
当たっていますか?
とても楽しみです。あちらでの日本展見ごたえがあったようで・・しかもゴッホと比べて・・・すばらしいですね。日本から出てしまったもので残念な気もしますけれど・・・
自分を出さないように、気をつけていたのに・・・・
富ちゃん、当たり! でもお騒がせというのは違うかな・・・入国審査官が「彼はなぜあんな物を首に巻いているの」というニュアンスだったから。
ぽっぽちゃん、長過ぎる旅行記、お忙しい人にはうっとうしいんじゃないかしら。
適当に飛ばしてね。
このコンセルトヘボウには、無名のこれから巣立っていく若い音楽家たちのお昼の無料コンサートがあります。アムステルダムに行ったとき、パコ丸と聴きに行きましたが、プロより迫力がありましたね。
私が50数年前コンセルバトワール(もう一度やり直したいなんて人がいく音楽の学校)で弦を勉強していたときも、このヘボウで力試しをして来たという人が居ました。
なつかしい写真です。
皆様からいろいろお噂を伺っています。
「パ子とパコ丸のEメール」のご本、いつも側にありますよ。
お礼にもう一枚、おまけを付けておきましょうか。
なつかしい~ ありがとう。
私のブログも一度上げておかないとすっ飛びますよ
たくさん書きたいことや、あげたい写真があるのに、何度も飛んでいって、初めから書き直し・・・
同じ記事を3回も書いたことがあり、疲れました。
パコ様も同じなんですね。
懐かしい~~と言っていただける写真を、これからも用意しますネ。
光景です。どんな立派な世界遺産をみるよりも
私の憧れです。まだゆっくり拝見出来ないで居ます。
又ね