9月12日 (その3)
ピラトゥス山から下りると、次は約1時間のルツェルン湖周遊。
すばらしい晴天の中、湖面、湖岸の美しさは格別!
見る物、写す物、全て絵葉書になりそう・・・
そして、何より、私にとってかけがえのない思い出になったのは、
老婦人との出会いだった。
湖岸近くに住み、リタイア後、今日のようなすばらしいお天気の日に、
1杯の白ワインを飲みながら、湖面周遊を楽しむとのこと。
スイスに住みながら、ツェルマットにもグリンデルワルトにも
行ったことがないが、日本には40年近く前に行ったことがあり、
東京の人の多さと混雑に驚いた。
食事はすばらしくおいしかったと話して下さった。
私の拙い英語もよく理解して下さり、
30分以上も二人でおしゃべりを楽しんでいたら、
又も驚きの再会が・・・・
突然、女性が声を掛けて下さった。
「あの後、頂上まで登れたの?あの時の人でしょう?」
またまたびっくり!
ピラトゥスの頂上で高所恐怖症のように立ちすくんでいた私に、
エールを送ってくれた女性だった。
シンガポールから観光旅行に来ているとのこと。
下船前で、ゆっくりお話し出来なかったのが残念だった。
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