蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

今宵のワイン

2008-08-31 | グルメ
今宵のワインは、さっぱりした後味の白ワインでした。
手巻き寿司との相性は、ばっちり。
ほんの少し甘みもあるかも?
少しずつ、自分の好みを自覚していこう


Leroy-Takashimaya 2001 30ans

Rully
Appellation Controlee

Mis en bouteille par Leroy Negociants
a Auxey-Meursault (Cote-d'Or)
LEROY
PRODUCT OF FRANCE
輸入業者及取引先 高島屋商事株式会社

リーファーコンテナ使用
マダム・ルロワがギャランティ(保証)した蔵出し直輸入ワインです。


LEROY&マダム・ルロワ
http://www.fuchu.or.jp/~class30/html/2002/wine_currenttopics_2002_06.html

SEX AND THE CITY

2008-08-31 | 映画
SEX AND THE CITYを観た。

劇場から出てきた若い女性連れの声。
「久しぶりに、すかっと気がハレる映画をみたわぁ~
「でも、横のオヤジ、ず~~っと、・・・(聞き取れなかった)・・・で、
すっごい嫌やったわ~。いい加減にしてほしいわ~」
と、別のことで、おかんむり。

ファッション、インテリア、住まい、パーティ・シーン、街角は
とても素敵だった。
特にファッションは、各デザイナーごとに、
トータルデザイン、色、素材、テキスタイルデザイン、etc・・・
それぞれにアクセントが効いていて、目が喜んでいた。
観るのに集中しすぎたせいか、音楽は、あまり印象になかった。
女優陣は、華やかでエネルギッシュだったが、
若さだけでは勝負しないところがいい。
リズム感のあるテンポで、展開。
ノリは、確かによかった。
恋は、ちょっと出来すぎで、現実味が薄いようなかんじ。
ミスター・ビッグが、カッコよすぎるからかも?

もとのTVドラマのことは、「負け犬の遠吠え」の酒井順子が、
著書の中でちょいちょい引用していて
20代後半~30代の女性には、ぴったりの内容なんだろうと想像していた。
TVのシリーズで見続けていたら、さらに楽しめただろう。

子供が出来ないと、すぐ養子をもらってしまうところは
(しかも人種の違う)、日本人との文化の違いを感じた。
さすが、人種のサラダボウル、異人種共存国家、アメリカだ。
もらったすぐあとで、実子が出来ちゃうのだが、
分け隔てせずに育てられるのだろうか?

養子のほうが、デキがわるかったり、怠け者だったり、
逆のケースもあったり、リスクはあるだろう。
まあ、ブラピ&アンジェリーナのところもそうだし、
あまり日本人のように、血にはこだわらないようだ。

でも私は、あそこまで濃い、女性の友情は、育てられない。
自分の失言について、3日も続けて謝りに行ったり、
落ち込みの真っ最中を共有したり、
あんなにワーワー、キャーキャー、自分を曝け出せない。
失恋旅行は、いいかも知れないけれど。

いわゆる、社会でそこそこの地位を築いている人々のお話なので、
観ている分には、目の保養にもなるし、楽しい。
仕事に、恋に、オシャレに、
都会で、毎日を素敵に生きる、憧れのライフスタイルだ。
そのあたりが、「田舎モノがハマる」と、揶揄されているのかな?

あれが、毎日の食べるものや、住居にも困窮している人々を
描いていたとしたらどうだろう?
恋愛やSEX、心の交流は、共通のテーマになるだろうから
それはそれで、笑いとユーモアをふんだんに取り入れて
ケ・セラセラで生きる、明るく逞しい、恋愛モノにはなるかも?

それはそうとして、
女性には、愛と勇気と希望を与えてくれる、
テンションの高い、楽しい映画でありました。

劇場内で、寝ている男性たちを、ちらほら、見かけた。
女性たちが目を輝かせ、心躍らせて観ている一方で、かたや、高いびき。
寝不足なのか、お酒でも飲んでいるのか、
はたまた、夫婦割引で引っ張ってこられたのか、知らないけれど
それぐらい、恋愛というものは、男性と女性の意識が違うってこと、だ。

オトコとオンナは、理解し得ない異星人同士、
温度差があるのは当然なんだろうが・・・。