蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ダンス、ダンス、ダンス

2008-09-08 | 趣味
私は社交ダンスは初心者だが、恥知らず根性で、
踊れないのに、ぶっつけ本番でパーティに参加する。
これは、前に初めて参加したパーティでお会いした、
とても美しい、ダンスがお上手な方に、教えていただいたコツ。
速攻ダンス上達法なのだが、なかなか、そう、うまくいかない。

今回は、地元で行われるということなので、日曜日ではあったが、参加した。
大阪・中之島にある中央公会堂には、何度か行ったことがあるが
こんな至近距離、お膝元パーティは、初めてだ。
着替えを最小にするため、上半身だけ社交ダンス用の衣装、
その上からジャケットをはおり、下はデニムを身につけ、
自宅から、会場まで歩いて行った。
9月とはいえ、まだ暑かった。

会場は、狭いわりに、結構、人が多いので、熱気むんむん。
冷房なんて、ほとんどきいてない。
扇子を持って行かなかったので、そこらへんのもので、ぱたぱた、あおいだ。
1時間半以上もかけて,近隣の県から来られた人もいた。

この度のパーティ開催主をされている
先生のデモンストレーションがあったが、お見事。
ダンスはもちろん、美しい・・・
なによりも、顔、スタイル
加えて、表情、衣装
筋肉、柔軟性、・・・どれをとっても卓越している。
あのお年で、あの美しさは、ありえない。
天は、一人の人に、二物どころか、いったい何物、与えているのだろうか?

私が習っている先生も、それはそれは、お美しい人だと思っていたが、
世の中、趣味を越えて先生にもなる人は、凡人中の凡人である私などとは、格が違う。

パーティゲームで、練習用のダンスシューズが当たった 
(写真下 ¥14,700)
ラッキー
こんなサプライズに、にこにこ、である





踊りのパートナーがいない人たちと、順番に踊ってくれる
「リボンちゃん」と呼ばれる人々がいる。
彼らは、ダンス部の学生だったり、セミプロだったりする。
会によっては、有料のこともあるが、今回は、会が用意してくれたようだ。
女性が多いので、リボンちゃんは、全員男性だった。
彼らと踊ると、ふわりふわりと、蝶のよう。
ウエストが細く、ヒップが小さく、手足が長い。
そして、すごく若くて、色が白くて、見た目がキレイ。
どんなお相手であろうが、きちんきちんと、ダンスには手を抜かない。
こぼれるような笑顔を惜しみなく、ふりまいている。

順番を待っていて、ぼーーっとその様子を眺めていると、
ご年配の女性たちと踊っているシーンは、
さながら、老人ホームに慰問に訪れた学生さんと、入所されている方々のように見えた。
(ちょっと失礼かなあ・・・)

女性も男性も、お年を召しても、美しく、可憐に、舞っている。
体にも心にも、とてもいい健康法だ。
そして、なにより、いろんな方ともお知り合いになれる。
中には、嫌な人も混じっていて、グサリとひと付き突きされて、
ひん死の状態に陥ることもあるが、まあ、何にでもリスクはつきものだ。
心を強く持って挑戦すれば、少々の傷はすぐに治る。

まだまだ私は、ひよっこ。入り口にいる。
素敵な先輩方を見習って、華麗に年を重ねたいものだ。