蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

考えるマリ―・アントワネット

2010-03-13 | 人生
一昨日、学生時代の友人たちとのランチに参加した。
その一人、Mさんは、出身校関係の会の役をしている。
開校100年以上の学校なので、役員さんは、Mさんでも若手、皆さん、年配の方々が多い。
催し、イベント、総会準備、色々、会って話し合ったり、仕事はたくさんあるようだ。

ランチをはさんで、ということも多いらしいが、先日のどこかでのランチは4000円。
とある役員の方が、「こんなツマラナイ ランチ とても良くない」と、不平たらたら。
Mさんが言うには、そこまで言うほど、へんなランチでもなかったらしい。

「たかだか、一介の、専業主婦が、4000円のランチをけなす、ってどいうこと?
4000円のランチって、そんなに安いものでもないよ!」
ランチ自体がイベントではないんだから。
話し合いを、ランチをはさんでしているだけなんだから。

まあ、Mさんも専業主婦なのだが。
最近、Mさんには、ちょっとした意識の変化が見られる。
「自分は経済力がないし、仕事もしていない」とことあるごとに、卑下したようなことを言う。
前は、そんなことなかったのに。
別にMさんの家が貧しい、ということは全くない。
潤沢な資金を操れる専業主婦だと想像する。

年齢の高い方々と、我々では、意識の違いがあるようだ。
といっても、年齢に関係なく、我々より年下の方々でも、意識が違ったりする。
似て非なるもの。

マリ―・アントワネットが、あの時代に、あんなに税金を湯水のように使わなければ、
ギロチン行きにならなかったかどうか。
宮中の中から、回りの人や、民衆に向かって、いつも民衆のことを考えて訴えかけていたら、
せめて、ギロチン・リストから外されたかも知れない。
時代のうねりからは、どう逃れることもできなかったようにも思うが、
せめて最悪の事態だけでも避けられたかも。

と、話は、いつものごとく、遠くへと脱線するが。
そんなことをあれこれ考えつつ・・・・・
交際華やかなMさんだが、
いつしか「考えるマリ―・アントワネット」になっていた。


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