夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『マトリックス』を予習する。〈補足の巻〉

2003年07月02日 | 映画(ま行)
こうしてあらすじを書いてみても、やっぱり前作を観てないと、
「何なのだ?」という疑問だらけになりそうな気が。
「?」になりそうな事柄だけ補足説明してみましょう。

Q.ネオたちはどこで闘うの?
A.「マトリックス」内で闘います。

Q.んじゃ、「マトリックス」にはどうやって入るの?
A.モーフィアスの船のなかには、「マトリックス」に入るための装置があります。
  散髪屋の椅子みたいなのがそれ。
  そこに座り、自分の首の後ろ部分にある穴にプラグを突っ込む。
  そうすると、現実世界の肉体は椅子に座ったまま、精神は「マトリックス」内へ。

Q.「マトリックス」から現実世界に戻るには?
A.「電話」がポイントです。
  現実世界へ戻るための「マトリックス」の出口には必ず電話が設置されています。
  船内にいるオペレーター(タンクという男性)に携帯から電話をし、出口の場所を確かめる。
  オペレーターが出口地点にある電話を鳴らしているうちに受話器をとれば、
  現実世界(つまり船のなかの肉体)に精神が戻れます。
  携帯電話だけでは現実に戻れないのでした。なぜか。

こんなもんで、明日少しはわかるでしょうか。←不安。(^^;

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『マトリックス』を予習する。

2003年07月02日 | 映画(ま行)
明日『マトリックス・リローデッド』を観にいく。
ご一緒する人は前作をまだ観ていない。
ということで、この場を借りて予習の時間ということに。

コンピュータ・プログラマーのトーマス・アンダーソンは不眠症で悩まされている。
起きてもまだ夢を見ているようで、むしろ夢のほうが現実に思えたりする毎日。
ある日、パソコンの前でうとうとしていると
画面に「起きろ、ネオ。マトリックスが見ている」というメッセージが。
「ネオ」はアンダーソンのハンドルネーム。
いったい誰がこんなメッセージを送信してきたのか。

続くメッセージにしたがって街に出たネオは、トリニティーという美女に出会う。
彼女に連れられて、ネオはモーフィアスという男性と対面する。

モーフィアスから知らされる衝撃の真実。
人びとが現実の世界だと思い込んでいる世界は、
実は「マトリックス」と呼ばれる、コンピュータによって制御された仮想世界だった。

人間によって作られたコンピュータだが、
やがて知能を持つようになったそれら(彼ら)が、
自分たちが地球を制覇すべく、人間に戦いを挑むようになったのである。

彼らのエネルギー源は人間。
カプセルで人間を培養し、プラグを通して人間から発せられる熱で彼らは動く。
カプセルのなかで培養されながら、
人間たちは「マトリックス」=「仮想世界」を見せられていたのだ。
コンピュータたちが自らの策略を知られないよう、人間の目を欺くため。

この「マトリックス」を破壊しなければ、
人類はこの世から消え去り、本当の人間はいなくなってしまう。
モーフィアスは「マトリックス」と闘うために、長年「救世主」を探し求めていた。
そして、ネオがその「救世主」=「THE ONE」であると言うのだ。

モーフィアスはネオを予言者オラクル(♀)に会わせるが、
彼女は残念ながらネオは救世主ではないと告げる。
しかし、道は自分で作るものだとも。

自分が救世主とは信じられないまま、
モーフィアスの船に乗り込み、訓練をこなすネオ。
行く手を阻もうとするコンピュータ・マシンや、
マトリックスのエージェントと闘いを繰り広げる。

あらすじはこんなとこ。
『リローデッド』は、人類最後の都である「ザイオン」を中心に描かれるらしい。

「ネオ」の綴りは「NEO」で、入れ替えると「ONE」に。
キャラクターの名前にもいろいろ意味があるそうな。
聖書を読むのもおもしろそうです。

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