『101回目のプロポーズ SAY YES』(原題:101次求婚)
監督:レスト・チェン
出演:リン・チーリン,ホアン・ボー,チン・ハイルー,カオ・イーシャン,武田鉄矢他
休日にJR大阪駅の旧砂時計広場にて、職場の広報活動。
仕事の内容はビラ(というのか達磨のシール)配りで、
正午から開始の予定だったため、その前に映画を1本観られるやん!と。
出勤場所にいちばん近いのは大阪ステーションシティシネマ。
11時半までに終わる本作ならば、時間的に余裕あり。
涙でウサギの目になることだけが懸念の種でしたが、行ってみました。
説明するまでもなく、オリジナルは1991年の大ヒットドラマ。
私はと言えば、ドラマをちゃんと観ていたわけではないので、
名場面についての知識程度しかありませんでしたが、
ストーリーから想像するに、わりとオリジナルに忠実ではないかと思います。
2003年に中国と韓国の合作でリメイク、2006年には韓国単独でリメイク。
それぞれ連続TVドラマとして放映されたそうです。
今回は『月の恋人 Moon Lovers』でキムタクの恋人役だったリン・チーリンをヒロインに、
武田鉄矢が特別出演している以外はすべて中国系キャストの作品です。
上海で内装業を営むホアン・ダーは、この日が99回目のお見合い。
待ち合わせ場所に美人チェリスト、イエ・シュンがやって来る。
お互いに見合い相手だと思ったのは勘違いだとわかり、すぐに別れるが、
偶然にも本当の見合い相手と入った店で再び遭遇。
ホアン・ダーは今日も相手から断られることが濃厚。
一方のイエ・シュンは、友人のタオズの仲介で会った相手だったが、
なんと既婚のケチな女たらしであることが判明。
しかも、ホアン・ダーはこの相手から工事費を踏み倒されかけていた。
イエ・シュンの機転で窮地から救われたホアン・ダーは、
月とスッポンだと思いつつもイエ・シュンのことを好きになってしまう。
想いを募らせるホアン・ダーを見かねた従業員らが好き勝手に協力、
ホアン・ダーとイエ・シュンはたびたびデートもどきをするようになるのだが……。
オリジナル同様、彼女には3年前に予定されていた結婚式当日、
交通事故に遭ったまま行方不明になっている婚約者がいて、今も彼のことを忘れられません。
イエ・シュンの心がホアン・ダーに向きかけたかと思うころ、
その婚約者シュー・ジュオが記憶喪失が治ったとかで生還。
この展開は『砂漠でサーモン・フィッシング』(2012)を観ているようで、
絶妙最悪のタイミングで現れる元恋人が超イケメンなのが可笑しい。
事の経緯を聞いた従業員らが「韓流かよ!」と突っ込むシーンに大笑い。
『砂漠で~』はイケメンにも対抗可能なユアン・マクレガーだったからいいですが、
こちらはおよそ太刀打ちできそうにない、チビで冴えないホアン・ボー。
シュー・ジュオ役のカオ・イーシャンはルイ・ヴィトン初の中国系モデルだそうですから。
さらには『砂漠で~』と同じく、現れたそのイケメンがちょい性格悪し。
なんでヒロインはそんな男に惚れ抜いていたのよと不思議になるくらい。
見た目にだけゾッコンだったのかと、ツッコミどころ十分。
ま、そらこの見た目ならそうなるでしょと納得してしまうのですが。
コメディ要素もたっぷりで、イエ・シュンの親友タオズや、
ホアン・ダーを親方と慕う従業員たちがとても可笑しくて温かい。
こんなベタな展開で泣くもんかと思いつつ、気がつけばやはり涙。
男はやはり中身が肝心だということで。
ちなみに、話中、武田鉄矢が見せる「妻」の写真は浅野温子。
浅野温子がリー・チンリンのチェロの師匠という設定です。
本当に好きな相手なら、勇気を持ってアタック。
監督:レスト・チェン
出演:リン・チーリン,ホアン・ボー,チン・ハイルー,カオ・イーシャン,武田鉄矢他
休日にJR大阪駅の旧砂時計広場にて、職場の広報活動。
仕事の内容はビラ(というのか達磨のシール)配りで、
正午から開始の予定だったため、その前に映画を1本観られるやん!と。
出勤場所にいちばん近いのは大阪ステーションシティシネマ。
11時半までに終わる本作ならば、時間的に余裕あり。
涙でウサギの目になることだけが懸念の種でしたが、行ってみました。
説明するまでもなく、オリジナルは1991年の大ヒットドラマ。
私はと言えば、ドラマをちゃんと観ていたわけではないので、
名場面についての知識程度しかありませんでしたが、
ストーリーから想像するに、わりとオリジナルに忠実ではないかと思います。
2003年に中国と韓国の合作でリメイク、2006年には韓国単独でリメイク。
それぞれ連続TVドラマとして放映されたそうです。
今回は『月の恋人 Moon Lovers』でキムタクの恋人役だったリン・チーリンをヒロインに、
武田鉄矢が特別出演している以外はすべて中国系キャストの作品です。
上海で内装業を営むホアン・ダーは、この日が99回目のお見合い。
待ち合わせ場所に美人チェリスト、イエ・シュンがやって来る。
お互いに見合い相手だと思ったのは勘違いだとわかり、すぐに別れるが、
偶然にも本当の見合い相手と入った店で再び遭遇。
ホアン・ダーは今日も相手から断られることが濃厚。
一方のイエ・シュンは、友人のタオズの仲介で会った相手だったが、
なんと既婚のケチな女たらしであることが判明。
しかも、ホアン・ダーはこの相手から工事費を踏み倒されかけていた。
イエ・シュンの機転で窮地から救われたホアン・ダーは、
月とスッポンだと思いつつもイエ・シュンのことを好きになってしまう。
想いを募らせるホアン・ダーを見かねた従業員らが好き勝手に協力、
ホアン・ダーとイエ・シュンはたびたびデートもどきをするようになるのだが……。
オリジナル同様、彼女には3年前に予定されていた結婚式当日、
交通事故に遭ったまま行方不明になっている婚約者がいて、今も彼のことを忘れられません。
イエ・シュンの心がホアン・ダーに向きかけたかと思うころ、
その婚約者シュー・ジュオが記憶喪失が治ったとかで生還。
この展開は『砂漠でサーモン・フィッシング』(2012)を観ているようで、
絶妙最悪のタイミングで現れる元恋人が超イケメンなのが可笑しい。
事の経緯を聞いた従業員らが「韓流かよ!」と突っ込むシーンに大笑い。
『砂漠で~』はイケメンにも対抗可能なユアン・マクレガーだったからいいですが、
こちらはおよそ太刀打ちできそうにない、チビで冴えないホアン・ボー。
シュー・ジュオ役のカオ・イーシャンはルイ・ヴィトン初の中国系モデルだそうですから。
さらには『砂漠で~』と同じく、現れたそのイケメンがちょい性格悪し。
なんでヒロインはそんな男に惚れ抜いていたのよと不思議になるくらい。
見た目にだけゾッコンだったのかと、ツッコミどころ十分。
ま、そらこの見た目ならそうなるでしょと納得してしまうのですが。
コメディ要素もたっぷりで、イエ・シュンの親友タオズや、
ホアン・ダーを親方と慕う従業員たちがとても可笑しくて温かい。
こんなベタな展開で泣くもんかと思いつつ、気がつけばやはり涙。
男はやはり中身が肝心だということで。
ちなみに、話中、武田鉄矢が見せる「妻」の写真は浅野温子。
浅野温子がリー・チンリンのチェロの師匠という設定です。
本当に好きな相手なら、勇気を持ってアタック。