『パッション』(原題:Passion)
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:レイチェル・マクアダムス,ノオミ・ラパス,カロリーネ・ヘルフルト,
ポール・アンダーソン,ライナー・ボック,ベンヤミン・サドラー他
すでにクライマックスシリーズが始まっていますが、これは8日前の話。
甲子園の年間予約席を購入しつづけているとはいえ、
全試合を全部観に行くのは到底無理なため、
水曜日しか休日のない知人に譲っていた7月の巨人戦。
その日、試合開始直前の豪雨で中止に。
すでに球場へ向かっていた知人はガックリ。
振替開催日が土曜日、甲子園最終戦かつ桧山の引退試合となり、
涙を呑んだ知人に替わり、私が行くことに。
きっと周辺の駐車場は混むでしょうから、
いつものパターンで阪神西宮駅前のコインパーキングに駐車。
電車で西宮北口へと向かい、映画を1本観てから野球観戦。
そんなわけでTOHOシネマズ西宮にて。
ブライアン・デ・パルマ監督の5年ぶりとなった本作は、
フランス作品『ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて』(2010)のリメイク。
オリジナルは劇場未公開でDVDも未見です。
クリスティン・スコット・トーマスも出演しているようですから、いつか観てみなくっちゃ。
ニューヨークに本社を持つ国際的な広告会社のベルリン支社。
野心あふれる女性幹部のクリスティーンは順調に出世、
本社に呼び寄せられる日もそう遠くはなさそう。
彼女の優秀な部下イザベルは、新規の案件をクリスティーンから任せられる。
斬新なアイデアを形にしてクリスティーンに見せると、大満足の様子。
当初クリスティーンが出席する予定だったロンドンでのプレゼンに
イザベルが代わりに出席するように言われ、イザベルは大はりきり。
忠実なアシスタントのダニとともにロンドン入りするイザベル。
プレゼンは大成功に終わり、嬉しくて仕方ない。
ところが、その手柄をクリスティーンはあっさり横取り。
本社の重役はクリスティーンを褒め称える。
不満顔のイザベルに、クリスティーンは「これは裏切りではない」と言う。
「あなたもこの席に座ることになったら同じことをすればいい」と。
一方、クリスティーンの恋人である同僚のダークは、イザベルとも密会を重ねていた。
イザベルは承知のうえのこと、知らぬはクリスティーンだけと思われていたが……。
清純な役を演じることが多かったレイチェル・マクアダムス。
こんな性悪女役ができるんかいなと訝っていましたが、
もう嫌いになりそうなぐらいピッタリ。
しかし、ラブシーンではノオミ・ラパスが潔く脱いでいるのに対して半端な脱ぎ方。
『きみに読む物語』(2004)ですでに脱いでいるんだから、
いまさら隠さなくてもええやんと思わなくもありません。(^^;
茶番になっても不思議ではない話をちょっとレトロ感もあるサスペンスに。
アルフレッド・ヒッチコック監督を敬愛するデ・パルマ監督らしい出来上がりになっています。
同監督の『キャリー』(1976)も来月リメイク公開、
ご老体と言ってもいい年齢の監督、まだまだがんばってもらいましょう。
女を怒らせると怖いんだわ。
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:レイチェル・マクアダムス,ノオミ・ラパス,カロリーネ・ヘルフルト,
ポール・アンダーソン,ライナー・ボック,ベンヤミン・サドラー他
すでにクライマックスシリーズが始まっていますが、これは8日前の話。
甲子園の年間予約席を購入しつづけているとはいえ、
全試合を全部観に行くのは到底無理なため、
水曜日しか休日のない知人に譲っていた7月の巨人戦。
その日、試合開始直前の豪雨で中止に。
すでに球場へ向かっていた知人はガックリ。
振替開催日が土曜日、甲子園最終戦かつ桧山の引退試合となり、
涙を呑んだ知人に替わり、私が行くことに。
きっと周辺の駐車場は混むでしょうから、
いつものパターンで阪神西宮駅前のコインパーキングに駐車。
電車で西宮北口へと向かい、映画を1本観てから野球観戦。
そんなわけでTOHOシネマズ西宮にて。
ブライアン・デ・パルマ監督の5年ぶりとなった本作は、
フランス作品『ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて』(2010)のリメイク。
オリジナルは劇場未公開でDVDも未見です。
クリスティン・スコット・トーマスも出演しているようですから、いつか観てみなくっちゃ。
ニューヨークに本社を持つ国際的な広告会社のベルリン支社。
野心あふれる女性幹部のクリスティーンは順調に出世、
本社に呼び寄せられる日もそう遠くはなさそう。
彼女の優秀な部下イザベルは、新規の案件をクリスティーンから任せられる。
斬新なアイデアを形にしてクリスティーンに見せると、大満足の様子。
当初クリスティーンが出席する予定だったロンドンでのプレゼンに
イザベルが代わりに出席するように言われ、イザベルは大はりきり。
忠実なアシスタントのダニとともにロンドン入りするイザベル。
プレゼンは大成功に終わり、嬉しくて仕方ない。
ところが、その手柄をクリスティーンはあっさり横取り。
本社の重役はクリスティーンを褒め称える。
不満顔のイザベルに、クリスティーンは「これは裏切りではない」と言う。
「あなたもこの席に座ることになったら同じことをすればいい」と。
一方、クリスティーンの恋人である同僚のダークは、イザベルとも密会を重ねていた。
イザベルは承知のうえのこと、知らぬはクリスティーンだけと思われていたが……。
清純な役を演じることが多かったレイチェル・マクアダムス。
こんな性悪女役ができるんかいなと訝っていましたが、
もう嫌いになりそうなぐらいピッタリ。
しかし、ラブシーンではノオミ・ラパスが潔く脱いでいるのに対して半端な脱ぎ方。
『きみに読む物語』(2004)ですでに脱いでいるんだから、
いまさら隠さなくてもええやんと思わなくもありません。(^^;
茶番になっても不思議ではない話をちょっとレトロ感もあるサスペンスに。
アルフレッド・ヒッチコック監督を敬愛するデ・パルマ監督らしい出来上がりになっています。
同監督の『キャリー』(1976)も来月リメイク公開、
ご老体と言ってもいい年齢の監督、まだまだがんばってもらいましょう。
女を怒らせると怖いんだわ。