『翔んで埼玉』
監督:武内英樹
出演:二階堂ふみ,GACKT,伊勢谷友介,ブラザートム,麻生久美子,島崎遥香,
中尾彬,加藤諒,益若つばさ,武田久美子,麿赤兒,竹中直人,京本政樹他
レディースデーに午後休を取り、2本観るつもりでいましたが、
郵便局や銀行に寄ったら時間がなくなりました。
どれか1本観るなら、やっぱりこれでしょう。
原作・魔夜峰央って聞いたことある名前やなと思ったら、『パタリロ!』の作者!?
昔々さんざん読んだので、相当お歳なのでは勝手に思い込んでいましたが、ご健在なのですね。
ご健在どころか、まだ65歳ですか。失礼しました。
監督は“テルマエ・ロマエ”シリーズの武内英樹。
『今夜、ロマンス劇場で』(2018)が私はまったく駄目だったから、
その次に撮られた本作には一抹の不安が。大丈夫、ワロた。
埼玉県民は東京都に入るために通行手形が必要だった時代。
東京の超名門校・白鵬堂学院でも容赦ない差別がおこなわれていた。
クラスは東京の中でも特に都会度の高いところに住む生徒がA組。
順に都会度が落ちてゆき、埼玉から東京への移住者はZ組。
生徒会長の壇ノ浦百美(二階堂ふみ)はZ組の生徒を徹底して迫害。
そんな白鵬堂学院へアメリカからの帰国子女・麻実麗(GACKT)が転校してくる。
彼からZ組生徒に対する非情さを非難された百美は、
都知事である父親・建造(中尾彬)に麗を退学させるように直訴。
しかし建造には聞き入れてもらえず、百美みずから麗に勝負を挑んだところ玉砕。
最速で全問正解を誇っていた「東京の香り当て」で麗に敗れる。
ショックを受けていた百美だが、麗に優しくされて逆に惚れてしまう。
ところが都会度抜群の麗が隠れ埼玉県民と判明。
それでももはや麗にゾッコンの百美は麗とともに逃げることに。
壇ノ浦家の執事・阿久津翔(伊勢谷友介)は千葉県民。
百美を連れ戻し、なおかつ埼玉解放戦線を殲滅させれば
千葉を優位に立たせると建造から耳打ちされ、百美と麗を追うのだが……。
学院のシーンから始まるのかと思ったら、そうではありません。
なかなかに凝ったつくり。
ブラザートムと麻生久美子演じる菅原夫婦(もちろん埼玉県在住)が、
島崎遥香演じる一人娘の結納のために車で会場へ向かいます。
車内のラジオで聴きはじめた都市伝説のコーナーが上記の物語。
結納に遅れそうなのに、それが終わるまで父親が車を降りようとしないという設定。
埼玉解放戦線のリーダーを京本政樹が務めているのですが、
埼玉も千葉も解放戦線メンバーは化粧が歌舞伎っぽかったりして、
誰が誰だか判別しにくいのもワラける。
白塗りの化粧をしても誰だかすぐにわかるのは麗の父親役の麿赤兒(笑)。
そのほか、都知事の妻役に武田久美子、神奈川県知事に竹中直人。
麗が雇っている家政婦に益若つばさ。
菅原の娘の結婚相手として成田凌が友情出演。
東京都のクラブに不法侵入して捕まる埼玉県民に間宮祥太朗。
Z組の生徒を演じる加藤諒には、終盤、不覚にも涙を誘われてしまいました。
なんでこんな映画で泣いてるねん、私。(^o^;
予告編で笑ったYOSHIKIと高見沢俊彦の幟にまた笑い、
エンディング曲のはなわの『埼玉県のうた』もよかった。
埼玉愛に溢れていると思います。楽しくて仕方がない。
あ、埼玉は貧乳率が日本一、巨乳好き率も日本一だそうで。
ないものに憧れるんですねぇ(笑)。
監督:武内英樹
出演:二階堂ふみ,GACKT,伊勢谷友介,ブラザートム,麻生久美子,島崎遥香,
中尾彬,加藤諒,益若つばさ,武田久美子,麿赤兒,竹中直人,京本政樹他
レディースデーに午後休を取り、2本観るつもりでいましたが、
郵便局や銀行に寄ったら時間がなくなりました。
どれか1本観るなら、やっぱりこれでしょう。
原作・魔夜峰央って聞いたことある名前やなと思ったら、『パタリロ!』の作者!?
昔々さんざん読んだので、相当お歳なのでは勝手に思い込んでいましたが、ご健在なのですね。
ご健在どころか、まだ65歳ですか。失礼しました。
監督は“テルマエ・ロマエ”シリーズの武内英樹。
『今夜、ロマンス劇場で』(2018)が私はまったく駄目だったから、
その次に撮られた本作には一抹の不安が。大丈夫、ワロた。
埼玉県民は東京都に入るために通行手形が必要だった時代。
東京の超名門校・白鵬堂学院でも容赦ない差別がおこなわれていた。
クラスは東京の中でも特に都会度の高いところに住む生徒がA組。
順に都会度が落ちてゆき、埼玉から東京への移住者はZ組。
生徒会長の壇ノ浦百美(二階堂ふみ)はZ組の生徒を徹底して迫害。
そんな白鵬堂学院へアメリカからの帰国子女・麻実麗(GACKT)が転校してくる。
彼からZ組生徒に対する非情さを非難された百美は、
都知事である父親・建造(中尾彬)に麗を退学させるように直訴。
しかし建造には聞き入れてもらえず、百美みずから麗に勝負を挑んだところ玉砕。
最速で全問正解を誇っていた「東京の香り当て」で麗に敗れる。
ショックを受けていた百美だが、麗に優しくされて逆に惚れてしまう。
ところが都会度抜群の麗が隠れ埼玉県民と判明。
それでももはや麗にゾッコンの百美は麗とともに逃げることに。
壇ノ浦家の執事・阿久津翔(伊勢谷友介)は千葉県民。
百美を連れ戻し、なおかつ埼玉解放戦線を殲滅させれば
千葉を優位に立たせると建造から耳打ちされ、百美と麗を追うのだが……。
学院のシーンから始まるのかと思ったら、そうではありません。
なかなかに凝ったつくり。
ブラザートムと麻生久美子演じる菅原夫婦(もちろん埼玉県在住)が、
島崎遥香演じる一人娘の結納のために車で会場へ向かいます。
車内のラジオで聴きはじめた都市伝説のコーナーが上記の物語。
結納に遅れそうなのに、それが終わるまで父親が車を降りようとしないという設定。
埼玉解放戦線のリーダーを京本政樹が務めているのですが、
埼玉も千葉も解放戦線メンバーは化粧が歌舞伎っぽかったりして、
誰が誰だか判別しにくいのもワラける。
白塗りの化粧をしても誰だかすぐにわかるのは麗の父親役の麿赤兒(笑)。
そのほか、都知事の妻役に武田久美子、神奈川県知事に竹中直人。
麗が雇っている家政婦に益若つばさ。
菅原の娘の結婚相手として成田凌が友情出演。
東京都のクラブに不法侵入して捕まる埼玉県民に間宮祥太朗。
Z組の生徒を演じる加藤諒には、終盤、不覚にも涙を誘われてしまいました。
なんでこんな映画で泣いてるねん、私。(^o^;
予告編で笑ったYOSHIKIと高見沢俊彦の幟にまた笑い、
エンディング曲のはなわの『埼玉県のうた』もよかった。
埼玉愛に溢れていると思います。楽しくて仕方がない。
あ、埼玉は貧乳率が日本一、巨乳好き率も日本一だそうで。
ないものに憧れるんですねぇ(笑)。