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『劇場版 シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』

2019年03月14日 | 映画(さ行)
『劇場版 シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』
総監督:こだま兼嗣
声の出演:神谷明,伊倉一恵,飯豊まりえ,山寺宏一,一龍斎春水,玄田哲章,
     小山茉美,大塚芳忠,戸田恵子,坂本千夏,徳井義実他

毎月10日は109シネマズデー。
それが今月はちょうど日曜日と重なったので、迷わず109シネマズ箕面へ。
封切り直後の新作ではなく、このままでは観逃しそうだった作品を選択。

全然知らないんです、“シティーハンター”。
売れっ子漫画家・北条司による原作が『週刊少年ジャンプ』に連載されていたのが
1985(昭和60)年から1991(平成3)年にかけて。
TVアニメの放映開始は1987(昭和62)年とのこと。
面白いのが、少年よりも大人向きの漫画だったために誌面での人気はイマイチ、
単行本はアホほど売れたということですね。

で、私は一度も読んだことのないまま今まで来ていて、
それでも気になるから何も知らんと観に行ったわけですが、
オープニングロールで聞き間違いかと思いました。
もっこり? 今「もっこり」って聞こえたけど、気のせいやんねって。
ところが気のせいなどではなく、お色気満点でワロた(笑)。
脚本は“妖怪ウォッチ”シリーズの加藤陽一が担当のこと。
子ども向けも大人向けも書ける人なんですねぇ。

新宿を根城に裏社会の悪と戦う伝説のスイーパー(始末屋)“シティーハンター”こと、
冴羽獠(リョウ)とその相棒・槇村香は、
大学を休学中の美人モデル・進藤亜衣からボディガードを頼まれる。
亜衣が言うには、疎遠になっていた研究者の父親が先月事故死。
その直後から何者かによって尾行されているらしい。

亜衣があるIT企業のキャンペーンモデルを務めているため、
撮影に獠と香が同行すると、そのIT企業の社長・御国真司が姿を現す。
香と真司はお互いの顔を見てビックリ、なんとふたりは幼なじみだった。

真司が香を誘って食事に出かけても、獠は何も感じていない様子。
それがつまらなくて香は真司とデートの約束を重ねる。

一方、新宿に腕利きの傭兵たちが続々と集まってくる。
彼らはの狙いがまちがいなく亜衣であることがわかり、
獠はなんとか亜衣を守ろうとするのだが……。

最初の「もっこり」で驚き、イケメンでありながらスケベ丸出しの獠に驚き、
シャワーシーンなどお色気バッチリのサービスショットに驚く。
こういうアニメだったのですね。いやいや、おもろかった。

いかにも怪しそうな人が悪者で、善悪わかりやすいのもイイ。
必ず獠が活躍して悪を打破することもわかっているから、安心して観られます。

おそらくTVアニメが最初に放映されていた頃、
食い入るように観ていたであろう年頃のパパが、
男の子連れで鑑賞に来ているのを何組も見かけました。
これって、本当に“シティーハンター”を観るとママに言うて来てる?
“ドラえもん”を観るふりして出てきてません?(笑)

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