夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『キャプテン・マーベル』

2019年03月27日 | 映画(か行)
『キャプテン・マーベル』(原題:Captain Marvel)
監督:アンナ・ボーデン,ライアン・フレック
出演:ブリー・ラーソン,サミュエル・L・ジャクソン,ベン・メンデルソーン,
   アネット・ベニング,クラーク・グレッグ,ジュード・ロウ他

TOHOシネマズ伊丹にて。

“アベンジャーズ”はいつも楽しみにしているけれど、通りいっぺん観ただけ。
だから、実は何がなんだかわかっていないところがあります。
予習復習もしないし、これ誰でいつからメンバーだっけと思うこともしょっちゅう。
本作もきっとワケわからんやろと思いながら観に行きました。

予備知識のないまま鑑賞に臨んだら、アベンジャーズの前日譚。
すごくわかりやすくて、ほーっ。
なるほどこうしてアベンジャーズが参集されることになったのですね。

1995年、クリー帝国の首都ハラ。
ヴァースは、クリー人のエリート特殊部隊“スターフォース”に所属。
6年前、なんらかの事故に遭って記憶を失った彼女は特殊能力を持ち、
スターフォースの司令官ヨンによって拾われた後、訓練を受けてきたのだ。

ある日、クリー人の宿敵スクラルが潜伏する星トルファへ、
囚われているはずの同僚を救出するために向かったヴァースは、
逆にスクラルの司令官タロスに捕まってしまう。
タロスはヴァースの頭の中にある記憶を探っているらしい。

隙を突いて脱出することに成功したヴァースだったが、
惑星C-53こと地球のビデオショップに墜落。
天井をぶち抜いて床に落ちたヴァースが目撃され、
S.H.I.E.L.D.(戦略国土調停補強配備局)のエージェント、フューリーが
新人エージェントのコールソンを連れてやってくる。

コスプレかと思うようなスーツに身を包んだヴァースが
宇宙人スクラルよる地球侵略の危機が迫っているということ、
しかもそのスクラルは擬態に長けていることを説明しても、
あまりに荒唐無稽でフューリーは信じようとしない。

そうこうしているうちに本当にスクラルが現れ、ヴァースが追いかける。
フューリーはヴァースを捕らえようと必死で追う。
車に同乗したコールソンも実は擬態したスクラルで、
フューリーはヴァースの話を信じざるを得なくなるのだが……。

ヴァース、すなわちキャプテン・マーベル役にブリー・ラーソン
予告編を観たときは特にカッコイイとも思わなかったのですが、美しい。
アクションもキレ味よく、コミカルなところもあって楽しいです。

スターフォースの司令官にジュード・ロウ
昔は彼がこんな大作にこんな役で出るところなんて想像できませんでしたが、
ダンブルドア先生だったり、こんな司令官だったり、ちょっと可笑しい。
彼の情けないシーンには大笑いしました。

フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンと猫のグースが◎。
猫は何をやっても可愛いのです(笑)。
かつてのキャプテン・マーベルの親友で相棒の母子もよかったなぁ。

もちろん、エンドロールが終わるまでお席は立たずに。
来月公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が楽しくなりそうです。

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