夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』

2019年05月06日 | 映画(あ行)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(原題:Avengers: Endgame)
監督:アンソニー・ルッソ,ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr.,クリス・エヴァンス,マーク・ラファロ,クリス・ヘムズワース,
   スカーレット・ヨハンソン,ジェレミー・レナー,ドン・チードル,ポール・ラッド,
   ブリー・ラーソン,カレン・ギラン,グウィネス・パルトロー,ジョシュ・ブローリン他
声の出演:ブラッドリー・クーパー,ヴィン・ディーゼル他
 
飲み会続きで映画に行くのもしんどいけれど、
メーデー1日、ファーストデーは行かなきゃもったいない。
またまた這うようにして起きてTOHOシネマズ西宮へ。
 
朝イチの回だというのに混んでいます。
182分って、長すぎるやろ!寝てまうやろ!と思いました。
でも一瞬たりとも眠くならんかったなぁ。
 
ついに完結、“アベンジャーズ”
好きですよ、大好きですけどね、繰り返し観る性分ではないので、
1年前に観た前編の内容をあまり覚えていません。
とにかくサノスによって人類の半分が消滅させられてしまったことを覚えているだけ。
それでじゅうぶんかと。
 
全宇宙の生命の半分が消失し、消えたヒーローも多数。
そんななか、生き残ったヒーローたち、
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ、ブルース・バナー/ハルク
ジェームズ・“ローディ”・ローズ/ウォーマシンソー、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウが
なんとか打つ手を模索し続けいると、スコット・ラング/アントマンが現れる。
 
スコットは量子世界に閉じ込められていたおかげで何が起こったかを知らずに無事。
その後、量子世界から抜け出すことに成功してアベンジャーズを訪ねてきたのだ。
彼は自分の経験をもとに、タイムマシンをつくることが可能ではと言う。
タイムマシンをつくって過去に戻り、インフィニティ・ストーンがサノスの手に渡るのを阻止しようと。
 
この手の話はトニー・スターク/アイアンマンに相談するよりほかない。
しかしトニーは妻子と共に穏やかに暮らすことを選び、話に乗ろうとしない。
仕方なくブルースがタイムマシンづくりに取りかるのだが……。

とにかくオールキャストですから、楽しくないわけがありません。
終盤にはドクター・ストレンジスパイダーマンブラックパンサーもみんな出てきて大興奮。
誰かひとりのオイシイとこ取りではなくて、満遍なく活躍の見どころがあります。
特に目立っているのはキャプテン・マーベルといえなくもないけれど、
今回はアントマンがいないと進まない話だから、ポール・ラッド好きとしては嬉しい。
クリス・ヘムズワース演じるソーが呑んだくれで腹出たまんまというのが悲しい(笑)。
 
どのスーパーヒーローも知っている人のほうがそりゃ楽しめます。
観ていなければ、せっかく笑えるところなのに笑えない台詞もいっぱい。
でも、アベンジャーズ初見でもそれなりには楽しめるんじゃないですかね。
ロバート・レッドフォードのカメオ出演にもびっくりして笑った。
 
これでほんとに終わりなんだと思ったのは、エンドロールの最後に何もなかったこと。
何にもないマーベル作品なんて、これが初めてのような気がします。
すすり泣きの声も漏れていたのは、よほどのファンか。
いえ、私もトニーとスパイダーマンの少年の抱擁シーンは泣きました。
 
クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンがまたコンビを組む、
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』の公開を楽しみに待ちます。
予告編を観るとソーネタもありますしね。
 
ありがとう、アベンジャーズ!

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