『さんかく窓の外側は夜』
監督:森ガキ侑大
出演:岡田将生,志尊淳,平手友梨奈,マキタスポーツ,新納慎也,
桜井ユキ,和久井映見,筒井道隆,滝藤賢一他
109シネマズ大阪エキスポシティにて2本ハシゴした日曜日、
定刻16時の晩ごはんを食べてから、今度は109シネマズ箕面へ。
劇場も時短営業中で20時前に全作品の上映が終了するから、
本作も17時半からの回が最後。
客は私ともう1人のみ。両者エグゼクティブシートに着席(笑)。
原作はヤマシタトモコの同名コミック。
ミステリースリラーというんですかね、このジャンル。
ホラーっぽいけどこれは私も大丈夫そうだと踏みました。
幼い頃から幽霊が見える特異体質の持ち主、三角康介(志尊淳)。
そのせいでいじめに遭い、つらい思いをしてきたし、
見たくもない幽霊が目の前に現れるたびに怖くて逃げ出したくなる。
ある日、またしても幽霊に遭遇して固まっていたところ、
冷川は心霊探偵として警察にも協力しているほどの凄腕。
「僕といれば、怖くなくなりますよ」と言われ、
疑いつつもとりあえず仕事を手伝うことにした三角は、
半澤刑事(滝藤賢一)の依頼を受け、ある未解決殺人事件の捜査に協力するのだが……。
個人的にウケたのは、筒井道隆の役どころ。
怪しい新興宗教の教祖役で、かつての青春ドラマの主役イメージは皆無。(^^;
最初怪しく途中から三角と冷川の同志となる女子高生役に平手友梨奈。
彼女に呪われて速攻で命を落とす通行人として北川景子がカメオ出演。
刑事の名前が半澤で、その役を滝藤賢一が演じているところなんかも面白く、
しかもこの半澤刑事の「信じない」のがめちゃくちゃ良くて。
「信じている」という言葉って、いいのかどうかわからなくなりました。
それがプレッシャーとなっていることって、多いのかもしれません。
エンドロールの中にあった「亡霊メイク」という文字にも笑った。
そうそう、半澤刑事が冷川を称して「無駄に顔のいい奴」というのも可笑しかったなぁ。
ほんとですね。岡田くんって無駄に顔がいい(笑)。