夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『あたしの!』

2024年12月07日 | 映画(あ行)
『あたしの!』
監督:横堀光範
出演:渡邉美穂,木村柾哉,齊藤なぎさ,小田惟真,笠井悠聖,藤田ニコル,山中柔太朗他
 
スルーしかけていましたが、貯まったポイントを使って109シネマズ箕面にて。
オンライン予約時に「もしやまた客わたしひとりでは」と思っていたら、やっぱりそう。
今年14度目の“おひとりさま”でした。大丈夫か!?映画館。(T_T)
 
原作は2017年から2019年にかけて『別冊マーガレット』で連載された幸田もも子の同名漫画。
登場人物のうち主たる4人を演じるのは元日向坂46の渡邉美穂とINIの木村柾哉、
元LOVEの齊藤なぎさ、M!LKの山中柔太朗とあるんですが、
映画で見たことのある齊藤なぎさちゃんしか知らないどころか、INIとかM!LKとか初めて聞きました。すんません。
過去にMV(ミュージックビデオ)などの制作を手がけてきた横堀光範監督はこれが商業映画デビュー作なのだそうです。
 
高校生の関口あこ子(渡邉美穂)と谷口充希(齊藤なぎさ)は小学3年生からの大親友。
おとなしい充希がいじめられているところを勝ち気なあこ子が助けたのがきっかけ。
 
新学期、あこ子と充希のクラスに学校一のモテ男子・御共直己(木村柾哉)がやってくることに。
帰国子女の直己は勉強もできるはずなのに、サボリ具合を間違えて留年になったらしい。
これまで100人以上が直己に告白してフラれたと知りつつ、あこ子はすぐさま直己にゾッコンに。
 
友情にヒビが入るのは嫌だから、充希の気持ちを確認。
すると充希は、直己に憧れの気持ちはあるけれど好きとは別だと言う。
それを聞いて安心するあこ子だったが、充希が本当の想いを隠しているだけだと気づいてしまう。
 
こんなことで友情が壊れるわけはない、正々堂々ライバルとして戦うとふたりで決めるが、
いつもはおとなしい充希が意外にも攻めに出てあこ子はビックリ。
自分も攻めて優位に進めなければと、直己の親友・成田葵央(山中柔太朗)に直己のことを根掘り葉掘り聞いて……。
 
巷のレビューを見るとものすごい高評価なのですが、私は観に行ったことを心底後悔しました。
もうずっとイライラしっぱなしでたまに怒りすら感じる(笑)。
 
そら女子も男子も可愛いですよ。それを見ているだけでも目の保養になるし、いいんです。
でもこんな騙し討ちみたいな恋愛合戦にはうんざり。
 
やっぱり時代が違うのかなぁ。
イケメン男子が同じクラスに来るとわかった途端、教室で念入りにメイクを直す女子たち。
私らの時代にそんな女子はいないわけで、なんかもうついていけない。
 
高校生の青春恋愛ものを観るのをやめればいいかと思ったりもするけれど、
『矢野くんの普通の日々』なんてとても楽しかったし、観る前からスルーを決め込むのは寂しい。
結局、とりあえず観てみようかということになるのですよね。
 
目を見張る演技もないし、客がほかにいないのをいいことにスマホ見まくりでした。ごめんちゃい。
ファンならば楽しいと思います。この手の作品はそれだけでいいのかも。
いやいやいや、私も楽しめる青春恋愛ものがきっと今後もあるはずだ!待ってます。
……という作品は、イマドキの男子や女子が観ても楽しくないのかしら?

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『アングリースクワッド 公務... | トップ | 『バーン・クルア 凶愛の家』 »

映画(あ行)」カテゴリの最新記事