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『FPU 若き勇者たち』

2025年01月23日 | 映画(あ行)
『FPU 若き勇者たち』(原題:維和防暴隊)
監督:リー・タッチウ
出演:ホアン・ジンユー,ワン・イーボー,チョン・チューシー,オウ・ハオ,チュウ・ヤーウェン他
 
前述の『シンペイ 歌こそすべて』の鑑賞後、1時間空けてから同じくTOHOシネマズ梅田にて。
 
“インファナル・アフェア”シリーズのアンドリュー・ラウ監督が製作総指揮を務め、
武術監督出身のリー・タッチウがメガホンを取ったという中国作品。
 
アフリカのサンタリオン共和国(架空の国)で内戦が起き、各国の警察部隊が介入することに。
中国の国連平和維持警察隊“FPU(=Formed Police Unit)”も派遣される。
 
分隊長のユー・ウェイトン(ホアン・ジンユー)のもと集められたのは、小隊長を務めるジョウ・ジアシュエン(チュウ・ヤーウェン)、
狙撃手ヤン・ジェン(ワン・イーボー)、通訳と連絡を担当するディン・フイ(チョン・チューシー)などの精鋭メンバー。
 
当地ではある一族が反政府武装集団の虐殺に遭い、長老一家がかろうじて逃げおおせて匿われている。
虐殺についての証言を阻みたい武装集団は、長老一家を見つけ出して皆殺しを狙う。
FPUは長老一家を救出して安全な場所へ連れて行こうと策を練り……。
 
正直なところ、観はじめたときは、なんだこのプロパガンダ映画は!と思いました。
中国すばらしい、中国の警察いいことしてる、そんなイメージを押しつけられている気がしてちょっと不愉快に。
また、ヤン・ジェンの父親がかつてのユー・ウェイトンの相棒で、一緒に戦っているときに死んだとこなんか、
まるで『トップガン マーヴェリック』のルースターとマーヴェリックの関係じゃあないかと可笑しくなり。
 
苦笑いしながらも最後まで飽きずに観られたのは、ひとえにヤン・ジェン役のワン・イーボーがカワイイから。
昨年『熱烈』を観て彼のことを知りました。
ほかの面々も彼ほどではないにしろイケメンがまぁまぁいるし、紅一点ディン・フイ役のチョン・チューシーもめちゃ美人。
 
内容に違和感をおぼえつつも、出演者の顔がよければそれでいいって、ルッキズムが取り沙汰される昨今に反している。
でも、大画面ではカッコいい人、キレイな人を見たほうが嬉しいに決まってるやん。

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