『【推しの子】The Final Act』
監督:スミス
出演:櫻井海音,齋藤飛鳥,齊藤なぎさ,原菜乃華,茅島みずき,あの,濱田マリ,杢代和人,稲垣来泉,
山下幸輝,尾美としのり,倉科カナ,金子ノブアキ,要潤,成田凌,吉田鋼太郎,二宮和也他
109シネマズ箕面にて。
劇場入口にものすごい行列ができているので、何!?本作狙い?と思ったらそうじゃない。
どうやら『はたらく細胞』を観ようという客のようです。どんな大ヒットなんですか。
一方のこちらはまたしても私のみの“おひとりさま”。とはならずに、もうひとりだけ入場。
売れっ子若手俳優が出演しているというだけでは客は呼べないんですねぇ。
えーと、これも原作知らず、TVアニメ版も観たことはありません。
が、TVアニメ版の開始に先駆けて劇場で上映された『【推しの子】Mother and Children』(2023)は観ました。
つまり私は、話のさわりの部分だけはかろうじて知っているということですね。
宮崎県の山間部にある総合病院に入院中の少女・天童寺さりな(稲垣来泉)は
女性アイドルグループ“B小町”のセンターを務めるアイ(齋藤飛鳥)の大ファン。
しかし重い病気を患っていたさりなは、研修医・雨宮吾郎(成田凌)が見守るなか、息を引き取る。
さりなに代わってアイを推すようになった吾郎はすっかりアイのファンに。
彼女の顔を見た吾郎はびっくり。それはあのアイだった。
最近体調不良で活動休止中とのニュースが流れていたアイは、実は双子を妊娠中だったのだ。
壱護はアイが所属するプロダクションの社長で、自社が抱えるトップアイドルの突然の妊娠に困り果てていたが、
アイ自身はあっけらかんとしたもので、出産するし、それを隠してアイドルも続けると言う。
さりなのためにもアイを守り、無事出産させると誓う吾郎だったが、
どこから話が漏れたのか、ある日、アイを訪ねてきた怪しげな男と病院受付で遭遇。
必死で追いかけた吾郎は森の奥で男に殺されてしまう。
と、命がなくなったと思ったその瞬間、アイの子どもとして転生した吾郎。
双子の片割れとして生まれ変わった吾郎はアクア、もうひとりはルビーと名づけられる。
どうやらルビーも誰かの生まれ変わりらしく……。
なにしろ劇場で観たさわりの部分しか知らないので、このあとアイまで殺されるとはつゆ知らず。
アイが殺されてから15年以上経ち、その真相を明かすため、アクアが動きはじめるのですね。
ついていけないことはないのですが、キーマンなのに何者かわからない登場人物がいます。
二宮和也演じるヒカルっていったい何者なんですか。二宮くんがキモすぎてドン引き。
映画監督役で出演している金子ノブアキはどちらかといえばいつもクセのある悪人役のほうが多いけど、
本作ではアイやアクアが絶大な信頼を置く人物であり、イケオジ。ええやん。
実写化もファンに受け入れられているようなので、私から申し上げることは何もありませんが、(^^;
予習してからでないとちょっとツラかったかなぁ。