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『BLUE FIGHT 蒼き若者たちのブレイキングダウン』

2025年02月18日 | 映画(は行)
『BLUE FIGHT 蒼き若者たちのブレイキングダウン』
監督:三池崇史
出演:木下暖日,吉澤要人,篠田麻里子,土屋アンナ,久遠親,やべきょうすけ,一ノ瀬ワタル,
   加藤小夏,仲野温,カルマ,田中美久,金子ノブアキ,寺島進,高橋克典,GACKT他
 
なんばパークスシネマにて、前述の『アンデッド/愛しき者の不在』の次に。
 
癌だとわかった弟からブレイキングダウンのことを私も教えてもらって観るようになりました。
 
そのブレイキングダウンが映画になると聞き、てっきりドキュメンタリーだと思っていたら、
なんですと!? 監督は三池崇史!? ほならめちゃめちゃフィクションじゃあないか。
 
少年院に入ったばかりの日、赤井竜馬(吉澤要人)はトイレで矢倉往年(いくと)(木下暖日)に声をかける。
喧嘩で負け知らずの往年がみんなから恐れられているとも知らないで。
そのおかげで竜馬と往年はすっかり親しくなる。
 
あるとき、少年院に講演にやってきたのが人気格闘家の朝倉未来(本人)。
彼の話を聴くまではほとんどの少年が将来の夢など持っていなかったが、
朝倉自身が少年院上がりで格闘家になる夢を叶えたと知り、努力すれば夢は叶うのだと考えるように。
 
少年院を出たら格闘家になると決めた往年と竜馬はキックボクシングのジムへ。
しかし、外にはふたりの因縁の相手がうようよしている。
特にその界隈を仕切っていた往年は、いなくなった往年に代わる吉祥丸盾(久遠親)に狙われる。
また、吉祥丸たちすら歯向かうことを避けてきた半グレ集団“クリシュナ”も現れて……。
 
ちょっと朝倉未来を持ち上げすぎじゃないかと思わないこともないけれど、
そもそも彼自身がエグゼクティブプロデューサーなのだし、それはそれで楽しみましょう。
というか、彼のファンしか観ないでしょうし。
 
典型的な青春もので、クサい台詞も多い。でも、三池監督作品はもともと好きだから楽しい。
少年院の良いほうの教官にやべきょうすけ、悪いほうの教官に一ノ瀬ワタル
ジムのオーナーに寺島進、不良どもが集うバーのマスターに金子ノブアキ
竜馬の母親には土屋アンナ、往年の両親は高橋克典篠田麻里子
クリシュナのリーダーをGACKTが演じています。
ワケわからん役でホリエモンが登場、山田孝之も着ぐるみかぶってカメオ出演。
こんなキャストも楽しいし、ずらり並ぶブレイキングダウン関係者を見るのもファンなら満足では。
 
「観てきたよ~」と弟に報告しました。

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