『ウィークエンド・アウェイ』(原題:The Weekend Away)
監督:キム・ファラント
出演:レイトン・ミースター,クリスティナ・ウルフ,ジアド・バクリ,ルーク・ノリス,
アマール・ブクヴィッチ,イヴァ・ミハリッチ,エイドリアン・ペズドルク他
休日に一歩も外に出る元気なく、家でおとなしくNetflix。
先週ひな祭りの日に配信開始になったばかりのアメリカ作品です。
もちろんNetflixオリジナル作品。
単身でクロアチアを訪れたベス。目的は親友ケイトに久しぶりに会うこと。
生まれたばかりの女児アスターを夫ロブに託してカリフォルニアから出てきた。
ケイトは夫ジェイと離婚したばかり。
ベスのために豪奢なアパートメントタイプの部屋を宿として借りてくれているが、
支払いにはジェイに返していないクレジットカードを使うつもりらしい。
ベスを送迎するタクシー代もジェイのカードで既に払ったと言う。
再会を喜ぶベスとケイトは、その晩、ナイトクラブへと繰り出す。
既婚者だから、男遊びなどするつもりのないベスに、
ケイトはたまにはハメを外して遊ぶべきと力説。
物欲しげな男たちのいるテーブルへとベスを連れて行き、酒を飲ませる。
翌朝、ベスが宿のベッドで目を覚ますと、ケイトがいない。
キッチンには割れたグラスと血痕。
地元警察の観光課にケイト失踪の相談をしに行くが、
応対した警官パビッチは取り合おうとせず……。
好きとは言えないけれど、まずまず面白い作品ではありました。
とにかく出てくる人みんな怪しいんです。
まずアパートメントの管理人セバスチャンがとても怪しい。
若い男性で、シュッとしているけれど、とにかく暗い。
ベスを見つめる目も値踏みするようで怖いし、
ケイトのことをよく思っていないようなのもアリアリ。
そして、ベスの夫ロブも到底いい人そうには見えない。
ケイトの話をすると嫌がるし、妻の親友を毛嫌いしているふうなのはなぜか。
これだけ怪しい人ぞろいだと、信頼できるかどうかわからなくなります。
真面目でお堅いベスと対照的に、ケイトは社交的で派手。
ケイトが自分を置いて行くわけがないと訴えても、
警官は「自分より男を優先されて怒っている女」と冷ややか。
パビッチの同僚の女性警官コバッチはちょっと優しいんですけれど。
ケイトがドラッグの常習者だったり、
彼女がクラブで声をかけた男たちは実は彼女自身が雇ったエスコートサービスだったり、
あの人とあの人がデキでいたりと、もう何でもあり(笑)。
ゼインがアルバニア系暴力団の一員だと聞いたときには私も目が点になりました。
これは事実ではないそうですが。(^^;
そうか~、犯人はこいつだったかと思ったら、最後の最後にまたドンデン。(^O^)
わりとビックリできます。