もう観るつもりはなかったんです。少なくとも2022年中は。
だけど年末、予定の隙間を何か映画を観て埋めようとしたき、
チェックしてしまったのです、大阪ステーションシティシネマの混雑状況を。
5回目の『RRR』のことを書いたときのように、
私は自分が観に行けない時間帯の上映回であっても、
自分の大好きな映画がどれぐらい混んでいるか確かめるのが好き。
で、この日、ふとそれを確かめるために覗いたら、めちゃくちゃ混んでる!
嬉しくなって、もう観なくてもいいのにポチっと押してしまった。
私が予約した段階で残席はかなり少なくなっていましたが、
家を出る前にまた見たらすでに完売。やっほー。
リピーターばかりかと思っていたら、そうでもなさそう。
上映終了後のお手洗いで、「あのお母さん、死んだと思ったら生きてて驚いた」などという会話が。
そうなんですよ、ツッコミどころ満載なんです。
あんなん突き刺さっても戦えるって何、とか、死にかけてたのに復活早すぎやろとか、
矢ってそんなにようさんなかったやん、どんだけ増えとるねんとか。
鑑賞した人とそんな会話で盛り上がれるのもめちゃめちゃ楽しい。
とにかくラーム・チャランがカッコよすぎて。
彼がこの先お父さん(=チランジーヴィ)に似ないことを祈るばかりです。
そういえば、好きだった映画、嫌いだった映画〈2022年〉を挙げたときに、
俳優のことをまったく書かなかったけど、
主演男優賞はラーム・チャランとN・T・ラーマ・ラオ・Jr.に。
トム・クルーズではなくて(笑)。