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『大室家 dear friends』

2024年06月29日 | 映画(あ行)
『大室家 dear friends』
監督:龍輪直征
声の出演:加藤英美里,斎藤千和,日高里菜,倉知玲鳳,伊藤彩沙,古賀葵他
 
なんばグランド花月に行く前にTOHOシネマズなんば本館にて1本。
 
そういえば前作『大室家 dear sisters』も同劇場で観たのですよね。
特に気に入ったわけではなくて、むしろ三女・花子の「~し、~だし」が気になって、
次作を観るかどうかはビミョーだと思っていましたが、
NGKに行く前にちょうどいい時間帯の上映がこれしかなくて(ほなら無理して観んでも(^^;)、
特別料金1,600円を払って観に行ってしまいました。
結果、前作より断然こっちのほうが面白くて、観てよかったと思う。
 
前作はそのタイトルどおり姉妹の話が中心でした。
本作ももちろん大室姉妹の話ではあるけれど、友だちとの関係がメイン。
 
落ち着いた雰囲気の長女・撫子はレズビアンで、同級生女子と密かにつきあっています。
これ、親しい3人の誰もが撫子の恋の相手に見えなくもなくて、ちょっと戸惑う。
カチューシャのあの子がそうらしいけど、誰が相手でもおかしくはない。
 
ま、撫子の恋の話は本筋の『ゆるゆり』に任せておくとして、
そんな姉に恋人がいるのかどうかを気にしているのが次女・櫻子。
今回、冒頭から彼女にはホント笑わされました。
絶対誰も着たくないであろう柄のトレーナーを撫子か花子に押し付けようとして、
ふたりから嫌だと断られると、「お母さんがどうなってもいいのか」。
ほかにまったく出番のない母親がこのトレーナーを着ている姿が一瞬映ってワロた。
 
あと、私のツボだったのは、ハーゲンダッツ(もどき)の新作の味。
「くさや&シュールストレミング味」って、絶対無理ですよね、こんな味のアイスクリームを食べるの(笑)。
ポテトチップス(もどき)の画鋲味も笑ったけれど、なんといってもくさや&シュールストレミング味でしょ。オエーッ。
 
前作では受け入れられなかった「~し、~だし」にもすっかり慣れちゃいました。
なんか私、大室シスターズのファンになってない!?

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