夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『STAND BY ME ドラえもん』

2014年08月14日 | 映画(さ行)
『STAND BY ME ドラえもん』
監督:八木竜一,山崎貴
声の出演:水田わさび,大原めぐみ,かかずゆみ,木村昴,関智一,妻夫木聡他

前述の『ぼくを探しに』を観終わって建物の外に出たら凄い風。
台風時、街ゆく人の傘がおちょこ状態になっている映像はしばしば見るけれど、
まさか自分がそんな状態になろうとは。
あ~れ~と体ごと飛んでいきそうになり、速攻で傘がおちょこに。
骨ぱっきんぽっきんに折れてご臨終。(T_T)

梅田スカイビルからヨドバシカメラ方面へと続く地下道周辺は水浸し。
傘なしで水たまりにぼちゃぼちゃはまりながら地下道をくぐり抜け、
グランフロント南館の中を通って阪急百貨店方面へ向かう。
いつもは長蛇の列ができている“The City Bakery”、がらがら。
時には何時間も並ばないと買えないプレッツェルクロワッサンが、
いくつも店頭に残っているではないですか。しかも個数制限もなし。
これが最初で最後のチャンスかも!?ということで、4個購入。

ダンナ実家にお供え用に買いたいと思っていたのは福砂屋の五三焼。
阪急百貨店店内を福砂屋めざして歩いていたら、
“玉出木村屋”のおじさんの呼び声に思わず足が止まる。
「いつもは12時で売り切れになるロールケーキ。めちゃめちゃ美味しいでぇ」。
こんなんに引っかかっていたらキリがない、カモやがな、と思いつつ購入。(^o^;

行列ができるこれらのお店でたまたま買えたので、ついでに感想をば。

プレッツェルクロワッサンのほうは、サクサクとの噂でしたがビミョー。
生地がサクッとしているというよりはパサッ。
バターの風味はいいけれど、塩とのバランスが個人的にはイマイチ。

おじさんの呼び声に乗せられたロールケーキは、
流行の生クリーム入りふわふわタイプではなく、いちごジャムを巻き込んだデニッシュ生地。
上品さはありませんが、そもそも玉出やし。上品さは求めるのはちがう。
懐かしさも誘う子どもの頃のお菓子風情で、1切れから購入可能、
200円しないというのも嬉しいじゃないですか。

そういえば、前週は同じくグランフロントの行列店“キルフェボン”で
電話予約してタルト2種を買いましたが、これもなんだかな~。
“アマレーナ”のクロスタータのほうがず~っと好きです。
ちなみにこのアマレーナが、私が初めてカンノーロを買ったお店。

台風のおかげで行列店のお試しができて楽しかったのでした。
……映画について書くはずが、こんなにも字数を割いてしまった。(^^;

やっと本題。観ました、“ドラえもん”

何をやらせてもパッとしない少年、のび太。
彼の孫の孫に当たるセワシは、駄目駄目なのび太をなんとか手助けすれば、
22世紀の野比家の暮らしはもっと良くなるはずだと考える。
セワシがのび太の世話係に抜擢したのはネコ型ロボット“ドラえもん”。

乗り気でないドラえもんに、セワシは“成し遂げプログラム”をセット。
ドラえもんがのび太を幸せにするまで22世紀に帰れないようにしてしまう。
22世紀に帰れなくなっては困ると、ドラえもんは渋々のび太の世話を始めるのだが……。

さしてドラえもんに思い入れのない私でも知っているひみつ道具たくさん。
ダイジェスト版を観ているかのようで楽しいです。
昭和を感じる街並みは、大人が観ると懐かしさいっぱい。
玉出木村屋のおっちゃんの呼び声を聞いた後のせいか、余計に。

自分を救えるのは自分しかいない。
のび太がドラえもんに心残りなく帰らせようと、ひとり立ち向かう姿には泣きました。
秦基博によるエンディング曲ももちろん○。

そうそう、“ドラえもん”の日本語って正しいんだ!とあらためて。
日本語が正しく美しい。「ら抜き」もなし。
そんな点でも推奨。

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