あんきも

これは....去年の画像。

もう少ししたら........国内産の「あん肝」が安く出回る時期だ。
「鮟鱇」が旬のころは...お高いし、あまり肝だけでは見かけない....。

旬のクローズと共に.....春の初め.....「価値」が下がるせいか
グッと安値で「肝」が店頭に並ぶ....ほんの一瞬だけど.........。

名物の水戸赴任中のとき、かなり高価な「鮟鱇のフルコース」を
オットから御馳走して頂いたけど.....ん～？食べなれてないせいか....
正直....不思議な味。　それにアタシが食べたかったのは、もっと下世話な
肝たっぷりの「どぶ汁」だったんだ～とは、のちに気づいたコト....残念。


慣れてない人間には、かなり癖がある「鮟鱇」......
しかし、この肝の旨さは捨てがたい......。

去年の教訓で.....これは旨いかも？と思う調理法を思いついた.....。
実際、残りものを食べて気づいた事だったけど.......
今年は、初めから本格的に.....下処理から試してみたいと思ってマス。

メモを引っ張りだして予習・復習.....さぁ～何時でも来いっ（笑）。

糠鰊と鯖のへしこ

これは....鯖のへしこ......福井県。
簡単に言うと、魚の糠漬け.........。

さっと焼いて食べたり.......
生のままスライスして、大根に挟みレモンを絞って....でもＯＫらしい。

へしこ.....聞き知ってはいたけれど、食べるのは初体験.....。
どれどれ......ほほ～っ、思ってたより「発酵」した味。
これは「好きずき」が別れる味かなぁ.....アタシは好きだけど。
ちょっとアンチョビっぽいかな......。




「ぬかにしん」は我が郷里....北海道のもの。

同じ「魚の糠漬け」だけど.....
お味は【似て非なるもの】かなぁ.....ぜんぜん違うなぁ。

北海道の「魚の糠漬け」は、「へしこ」のように発酵した味が殆どない。
極辛（写真のも）から甘口まで、塩分の加減はいろいろ.....
お魚も、にしん・さば・さんま...などあります。

極辛は「鮭の塩引き」のような塩辛さ...すんごくショッパイ....。
甘口は、普通の「焼き魚」として頂ける。

保存食だから日持ちがし、冷蔵庫にストックしておくと
「あっお魚をきらした！」と思った朝食などに.....重宝した....。

道北の旭川に赴任していた時は、気軽に「甘口」が手に入ったので（利尻産）
必ずストックして、朝食に、酒の肴に、と....大活躍してました。

がっ.....残念ながら、関東生活では手に入らないので
極辛タイプを妹などから送ってもらい、たまに舌鼓をうつくらい......。

北海道の「ぬか～」は、発酵味がないので「万人向け」すると思う。

【へしこ】......作り手によって味に誤差がでる....そんな気がする。
なので、もう少し色々な「へしこ」を試してみようと思ってマス.......。