なんだろう.....年齢のせいだろうか......
年々、こんな「昔なつかしい煮物」が恋しくなっている....。
お婆ちゃんの思い出は、残念ながら少ないので解らないケド.....
親戚のおばちゃんちへ行ったら、食卓にあがってたような煮物....。
学生の頃......
アルバイトしていたレストランの賄いで......
繰り返し出されてた「煮物」.....薄味なんだけど大鍋で仕込んで
何度も煮返されていたので、独特の旨みがでていた......。
人参・昆布・ちくわ・干し椎茸・たけのこ・蒟蒻.....などなど....。
洗い係のおばちゃん達は、「毎日おなじもんばっか」って怒ってたけど.....
アタシは不思議に美味しくて、連続して食べても飽きなかった(笑)。
遠い昔...小学生の頃の給食で.......
お醤油味の....これも週に数回.....繰り返し登場していた汁物が忘れられない。
白菜・玉葱・人参・青菜...豚バラの細切れ・豆腐・葱......などなど。
つまりは「ごった煮」なんだけど、これこそ巨大鍋で作られていたので
家庭では出せない味で.....お野菜なんかクタクタ、お豆腐にはスがたってる
って感じなんだけど......これも美味しかった。
だけど食べられなくて泣いてた生徒も多かった.....。
当時は「好き嫌い・食べ残す」を厳しく戒められてた時代だったから.....。
あとで知ったけど....食べられない子の家庭は、煮物なんか作らない家だった。
まして「ごった煮」なんか、恐怖でしかなかったようで(笑).......。