きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

ちぎりとろろ

2008-08-25 | 肴・野菜


大和芋・自然薯・つくね芋..........

粘りの強い「山芋」を擂って.......
お箸で1口づつ「ちぎり」ながら、山葵醤油につけて頂く.......。



郷里の北海道でいう「山芋」は.....一番「水っぽい」タイプのもの......
それに生醤油をさして、御飯にかけたり、「山かけ」にしたり.....。

それを食べ慣れていたので.....コチラの粘りの強いタイプは食べ難く.......
調味した「ダシ汁」で伸ばすのも、確かに美味しいのですが..........
ヌルイのがねぇ........冷やすのも手間だし面倒だし..........
それに「ダシ」は無しで、お醤油だけでサッパリ食べたい........。

やっぱり「擂りたて」の冷たくスル~ッとした「郷里のとろろ」が美味しく.....
酢の物なども、このタイプが「粉っぽく」なくて口に合う......。

とは言っても.....あの粘りや甘さも捨てがたく.......
とくに加熱調理した時の「ふんわり」モチモチッとした食感は、とても美味しい。
天麩羅・落とし焼き・お好み焼きなどなど.....利用価値は高い......。


そんな中.....こんな美味しい食べ方を教わりました.......
お刺身のように......お酒の肴で........。



擂ってるせいか....千切りのように、生でも「粉っぽく」感じません......
ひっじょ~に美味しいっ(笑)、オットもとても喜んだ.............。

郷には郷の......美味しい食べ方があるんだなぁ~(納得)。
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菊の酢漬け

2008-08-25 | もつもの


花弁をちぎって、お酢をいれた湯でゆがく......
冷水にとって絞る.....お酢をかけて、再度しぼる..........

千鳥酢・梅酒・蜂蜜を混ぜたのに.....湯がいた菊を漬け込む........。



食用の「菊」をみかける季節になってきた......
お馴染みの「黄色い菊」のほか、赤紫の「もってのほか」など
新鮮な「菊の花」が安価な値段で手に入る.............。

北海道育ちのせいなのか、個人的になのか......あまり菊は食べた事がなく....
法事の「お精進」の中に見かける程度.......実家の献立には存在しなかった。

だからか.....食べると「ほとけさん(仏壇)の味」がして.........
オット共々、ど~にも苦手で........じゃ~食べなきゃいいんダケド(笑)...

季節の食材を見逃すなんて.....色だって綺麗だし......
なんとかならんかのぉ~と思案してましたら.....
・・・「甘酢漬け」・・・を知りました.......。

苦手の原因は.....香りと思われ.........
コレを消せば、色・歯ごたえを楽しめるわけで......酢漬けはいいなぁ~と。


なるべく「日持ち」させたいので...........
ゆがいて絞ったあと、もう1度、お酢を使うのは、なるべく水分を残さない為....

甘酢には.....お砂糖の替わりに「梅酒」を使い、保存性をアップ.......
薄甘で仕込んだ梅酒だったので......蜂蜜も少しプラス.......。

千鳥酢はマイルドな酢だし、梅酒と蜂蜜で更にマロヤカ味になり......
全体的には.....そんなに濃くない「甘酢」になっています。


味見してみたけど.....少し余計に水に晒したせいか、なかなか良い感じ.....
数日後、もういちど味見をしてみて、結果をだそう.....。

コメント (4)
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