【ビーフシチュウ】を煮込みました........。
冬場なら使わない「ししとう」......それを青味に......
夏物シシトウは....香り高く美味しいと思ったから....。
香りは最高だったけど...........
かっらぁぁ~い!辛いのに当たってしまった......。
雑に適当に煮込んだシチュウー.....こふき芋を添えて.....
作りは雑だけど.....2時間以上は煮込んだので.....非常に美味しい.......。
そこに想定外とはいえ、シシトウの辛味が加わって.......
なかなか美味しい「辛いシチュウー」となりました............。
人参・玉葱....蒸し炒め、牛肉を炒めて赤ワイン.......
酸味がとんだ所でトマト......あとは缶詰のデミグラスやら丸ごと大蒜やら...
セロリの葉・ベイリーフ・黒胡椒・塩.....隠し味に醤油.......コトコトコト。
適当な時間に......ジャガ芋を煮始めて「こふき」にする.......
熱々の出来立てに、熱々のシチューをかけて.........。
結局.....出来の良し悪しって、手順と時間配分の勝利なような気がする。
知識があって良い材料があっても........
時間配分や手順が悪けりゃ、最悪.....残飯と化す.......。
料理学校もレシピ本も.....お金をかけた材料も..........
腕が悪けりゃ無駄になる......そんなの悲しい.......。
腕(技術)はひたすら訓練しかない.........
「手脚気」にならないためには.....繰り返しの訓練しかない........
聞いて読んでプロの味に舌鼓をうって......それで出来りゃ~苦労はしない。
最低限の技術が身につかなきゃ、せっかくの知識も材料も無駄になる......。
なんでこんな事をグダグダ書いたかというと(笑)........
今夜は「年に1~2回あるかないか」の.....ドンピシャ賞だったから。
オットは「うまいうまい」を連発していた.......
初めて添えたワケでもないのに「こふき芋」に大感激してた.......
「何度も作ってるのに、ど~せ忘れてるんでしょ!」と言ったけど........
「美味い」という感想は......実はアタシも同じだった。
これは食卓へ供する前から解っていた.......
ビタッ!!と決まった......と、出来あがった時に自覚してたから.......。
特別に.....シチューや「こふき芋」が美味しかったワケではない......
出来があった瞬間のタイミングが.....滅多にないくらい最高だったのだ。
な~んだそんなこと......と思われるかもしれないが........
毎日毎日1日3食.....殆どの食事を賄っている身でも、よっしゃぁぁ~!って
ドンピシャ賞なんて、年に何回もない......感覚の世界なんだけど.......。
無理に合わせたんじゃなくて......スピードを緩める事なく速める事もなく...
ドンピシャって......簡単なようで簡単じゃなく.................
プロの料理人じゃないので、意識して出来るほど技量もなく...........
今夜のように「出来た」ときは、この感覚を忘れないように......と
必死で心に焼き付けている.......難しいけど.........。
意識してると出来ないのに......無意識にリラックスしてると出来る......
なんでだろうなぁ~、料理って奥が深い......でも楽しいっ♪