土用干し終了、梅干しが完成する、あとは寝かせるだけ
2日しか無かったけど、半月前にも2日ほど干してあるので完了とした(中段の)
今回は紫蘇の質が悪くて、きれいな赤色に発色しておらず
色気がなくて寂しいから、1瓶だけ残して後は梅酢を注いでしまう
昨年のはすばらしく赤いので、1瓶だけその梅酢を満たしてみた(小さいの)
赤梅干しの場合、うちは冷蔵庫保存する(白梅干しは常温保存)
なぜなら「赤色」を褪せさせないためだ、自然の色は脆いから
だからこの冷蔵庫は「赤いもの」がいっぱい入っている
・・・昨年の・・・
1年たってもこんなに美しい
この紫蘇は奈良ので、今年のは埼玉産だ
うわさには聞いていたけど、関東の紫蘇は本当にダメだ
とくに埼玉・群馬あたりの評判が悪い、来年は気をつけよう
あんまり発色が悪いので、今回は思い切って赤梅酢を加熱してみた
沸騰させ灰汁をとり、冷ましてから梅干しに戻す.............
変わらないかもしれないけど、殺菌にはなるし味もマイルドになる
これはカビたり発酵したときの対処法だけど、減塩梅の場合にも有効
梅酢があがったら加熱して戻し、土用干し後も加熱して戻し、をやる
ところどころで加熱殺菌するから、カビの心配が減り
さらに減塩梅の「味のとんがり」をカバーしてくれる
ただし、加熱すると新鮮な梅の香りが飛んでしまう
とはいっても、1年後に食べるから問題ないけど
「どうしたら美味しい梅干しが」とか「きれいな赤色に染まるのか」とか
「レシピ」を知りたくなるのは人情なんだけど..................
そもそもの「食材」が良くないとど~しようもない、というのがアタシの結論だ