ほんわかしたくて
映画の「かもめ食堂」や「パンとスープとネコ日和」系のは好きだけど
考えたら原作もんは読んでなかったな~と、群さんの本をめくってみた
がんばってお金を貯めて、40すぎになって実家からボロアパートへ引っ越した
遅咲きの自立......とここまでは普通だけど、こっからがメルヘン........
なんと一生働かない宣言、月10万で暮らすという(東京で)
それも心豊かに...........
いやむりだって
だけど案外ボロアパートの描写はリアルで、梅雨の猛烈な湿気やカビ
猛暑や冬の極寒、壁の薄さ隙間風...............
ん~、あたしは無理かなぁ、とくに梅雨と夏は
それにしても群さんだから、主人公は「小林聡美さん」になるし
お隣の住人は「もたいさん」しか思い浮かばない、それしかありえない
ついでにほんわかしたくて、専門チャンネルでやってた「昨日、悲別で」もみる
題名は知ってたけど見たことはなかった、ちょうどアタシと同年代の物語だった
悲別ってのは架空の町で上砂川あたりの廃れた炭鉱町、それと東京を舞台にしている
バブル直前ってのもあって、懐かしい雰囲気があり面白かったけど
高校時代の回想シーンにはちょっと、いやこれは違うんじゃない?って感じ
あまりにも昔っぽいっていうか芋っぽい(笑)、いくら田舎だってさ~これは酷すぎる
たしかに雪の日は、セーラー服に赤い長靴はいてたけどさ、カーリーヘアーもしてたけど
とくに男子がダサすぎる、同級生はもっとオシャレだったよ~(上砂川は違ったのか?)
22才の別れとか、昔のいい曲が流れるんだけど、なかでも五輪真弓さんが良かった
聞いたことない曲だったけど、いま聞いてもほんといい声してるよな~
なんで見なくなったんだろ