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マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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下永八幡神社百味御供

2007年11月08日 08時46分10秒 | 川西町へ
川西町下永八幡神社での宮座五人衆が執り行われる年中行事のなかでも秋大祭がいちばん手がこんでいるという。

桜井市談山神社の嘉吉祭で供えられる神饌御供はとても豪華絢爛で「百味の御食」と呼ばれている。

そこまではいかないとしても、下永八幡神社での神饌御供も多種多様で七垣内の当家の数だけ用意される。

御膳には重餅、お神酒、洗い米、塩に鯛。

季節野菜のダイコン、ミョウガ、ゴボウ、ユバ、ナガイモにシイタケ、高野豆腐、コメ、カマスが9膳。

カマス、スルメ、重餅を9膳。

クリとクワイ、コンニャクとゴボウ、ズイキ、ブドウ、レンコン、マツタケ、カキ、ナガイモとインゲンマメ、サトイモとエダマメ、ナシ、コンブとユリネがそれぞれ9膳。

公民館の座敷一面に28種もの神饌が並べられると見事な百味の神饌だ。

(H19.10. 7 Kiss Digtal N撮影)