2月におんだ祭が行われる天理市小田中町の菅原神社。
今日は宵宮祭が行われる。
朝から宵宮祭に用いられる垂御幣を当屋が作っていく。
奉書紙(オオスギハラ和紙)を15枚重ねた大御幣1本と小御幣32本の垂御幣作りは時間がかかるとおっしゃる当屋さん。
日が暮れたころ当屋の家に氏子らが大勢集まってくる。
定刻になると玄関先で小御幣が配られる。
小御幣は子供らに配るもので45本ほど作っていたが少子化で少なくしたそうです。
各人はそれぞれ小御幣を手に持って、大御幣を持つ当屋を先頭に同神社へ向かう暗闇渡御。
提灯、御幣2本を取り付けた鳥居を潜り、神殿前に全員勢揃いしたら当屋が始めるでーと合図されると全員が腰を下ろす。
すると、「トーニン トーニン ワーイ」と全員が唱和して「ワーイ」と叫ぶときに身体全体に伸び上がる所作。
これを三回繰り返します。
次に場所を移して拝殿前でも同じように三回の「トーニン トーニン ワーイ」の所作。
鳥居前、東の辻(川は渡らない)と繰り返します。
この辻からは北に向かった辻と最後に川を越えた小田中池堤の際で「トーニン トーニン ワーイ」と繰り返す。
毎年、同じ場所で行われますが、向きはその年のアキの方角で毎年変わります。
東の辻の小田中池辺りは隣町の境界。
邪悪なものが入らぬようにと「ワーイ」と追い出すような所作は悪魔祓いではないやろか、それとも気勢をあげるので機運を高めて戦の始まりを表しているのかなと当屋はおっしゃっる。
最後の「トーニン トーニン ワーイ」所作を終えた一行は鳥居前に集まって当屋渡しの儀式が行われる。
大御幣を次年度当屋に手渡して終える儀式。
受け取った当屋は一年間大御幣を奉り、小御幣を手にした地区の人は床の間や神棚に飾り家を守ってもらうという。
<訳ありで画像なし>
今日は宵宮祭が行われる。
朝から宵宮祭に用いられる垂御幣を当屋が作っていく。
奉書紙(オオスギハラ和紙)を15枚重ねた大御幣1本と小御幣32本の垂御幣作りは時間がかかるとおっしゃる当屋さん。
日が暮れたころ当屋の家に氏子らが大勢集まってくる。
定刻になると玄関先で小御幣が配られる。
小御幣は子供らに配るもので45本ほど作っていたが少子化で少なくしたそうです。
各人はそれぞれ小御幣を手に持って、大御幣を持つ当屋を先頭に同神社へ向かう暗闇渡御。
提灯、御幣2本を取り付けた鳥居を潜り、神殿前に全員勢揃いしたら当屋が始めるでーと合図されると全員が腰を下ろす。
すると、「トーニン トーニン ワーイ」と全員が唱和して「ワーイ」と叫ぶときに身体全体に伸び上がる所作。
これを三回繰り返します。
次に場所を移して拝殿前でも同じように三回の「トーニン トーニン ワーイ」の所作。
鳥居前、東の辻(川は渡らない)と繰り返します。
この辻からは北に向かった辻と最後に川を越えた小田中池堤の際で「トーニン トーニン ワーイ」と繰り返す。
毎年、同じ場所で行われますが、向きはその年のアキの方角で毎年変わります。
東の辻の小田中池辺りは隣町の境界。
邪悪なものが入らぬようにと「ワーイ」と追い出すような所作は悪魔祓いではないやろか、それとも気勢をあげるので機運を高めて戦の始まりを表しているのかなと当屋はおっしゃっる。
最後の「トーニン トーニン ワーイ」所作を終えた一行は鳥居前に集まって当屋渡しの儀式が行われる。
大御幣を次年度当屋に手渡して終える儀式。
受け取った当屋は一年間大御幣を奉り、小御幣を手にした地区の人は床の間や神棚に飾り家を守ってもらうという。
<訳ありで画像なし>