千三百年以上も前の往古より連綿と受け嗣がれてきた国栖奏は、古来、国栖の舞とか翁の舞と呼ばれていた。
練習所を出幸してきた狩衣烏帽子姿の12人の翁の一行は、埋め尽くされている参拝者をかき分け舞殿に登壇すると笛や鼓などの楽器を供えて着座。
神官により祝詞奏上を詠みあげられたあと、国栖びとを称える一歌、二歌を奏する。
次は、神饌台から楽器を下げて、笛にあわせ三歌を唱和する。
そして、榊を左手に、しゃんしゃんと鳴らす鈴を右手に持って舞翁が舞う。
歌翁のひとりがエンエイと囃し正月から十二月までの舞納め。
国栖奏のメイン曲でもある三歌のあとは、国栖びとが応神天皇に捧げた四歌。
安泰を祈るゆったりとした舞が続く。
四歌の最後を飾る翁、口元に手を添えて上体を反らす所作。
笑いの作法と呼ばれる所作は見逃せない。
次いで、氏子と奉賛者の名前を読み上げる御巡楽で舞楽の式を終える。
(H20. 2.20 Kiss Digtal N撮影)
練習所を出幸してきた狩衣烏帽子姿の12人の翁の一行は、埋め尽くされている参拝者をかき分け舞殿に登壇すると笛や鼓などの楽器を供えて着座。
神官により祝詞奏上を詠みあげられたあと、国栖びとを称える一歌、二歌を奏する。
次は、神饌台から楽器を下げて、笛にあわせ三歌を唱和する。
そして、榊を左手に、しゃんしゃんと鳴らす鈴を右手に持って舞翁が舞う。
歌翁のひとりがエンエイと囃し正月から十二月までの舞納め。
国栖奏のメイン曲でもある三歌のあとは、国栖びとが応神天皇に捧げた四歌。
安泰を祈るゆったりとした舞が続く。
四歌の最後を飾る翁、口元に手を添えて上体を反らす所作。
笑いの作法と呼ばれる所作は見逃せない。
次いで、氏子と奉賛者の名前を読み上げる御巡楽で舞楽の式を終える。
(H20. 2.20 Kiss Digtal N撮影)