過疎化などで人口の50%が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落を限界集落という。
奈良県でも奥深い山間部は、近年、特に顕著になってきている。
五條市の旧大塔村の集落のひとつである惣谷もその一例に数えられる。
過疎・高齢化が進み、現在、20世帯34人に減った地区はほとんどが70歳以上。
町へ出る人はおっても戻ってくることがないとこぼされる長老は厳しい表情をみせる。
戦後間もないころまでの惣谷地区の灯りは石油を使っていた。
買えない家は松の根のジンを掘り出して使ってた。
電気がきたのは昭和30年代後半やろか。
台風なんかで電柱が倒れたら停電になる。
数年前にも遭遇したときには石油ランプを使ってたなと話す長老。
地上デジタルどころか携帯電話が繋がるのはいつになるやろかとあきらめ顔になった。
(H20. 1.25 Kiss Digtal N撮影)
奈良県でも奥深い山間部は、近年、特に顕著になってきている。
五條市の旧大塔村の集落のひとつである惣谷もその一例に数えられる。
過疎・高齢化が進み、現在、20世帯34人に減った地区はほとんどが70歳以上。
町へ出る人はおっても戻ってくることがないとこぼされる長老は厳しい表情をみせる。
戦後間もないころまでの惣谷地区の灯りは石油を使っていた。
買えない家は松の根のジンを掘り出して使ってた。
電気がきたのは昭和30年代後半やろか。
台風なんかで電柱が倒れたら停電になる。
数年前にも遭遇したときには石油ランプを使ってたなと話す長老。
地上デジタルどころか携帯電話が繋がるのはいつになるやろかとあきらめ顔になった。
(H20. 1.25 Kiss Digtal N撮影)