山添村北野で農業を営むIさんの奥さんが、田植え終いのフキダワラを再現してくださった。
9時、10時の朝からキンズイに持っていくおやつがフキダワラ。
皮を剥いたソラマメと一緒にお米で炊く。
塩を少々入れて水から炊いている。
炊けば青い色はなくなる。
炊きたてのご飯をフキの葉に入れて包む。
フキの茎は端から皮を剥ぐようにぴーっと引っ張って紐のようにする。
それを使ってほどけないように括っていく。
熱いご飯の熱でフキの葉が直ちに黒ずんでくるという。
そうするとフキの香りがご飯に移る。
畑仕事をしていてお腹が空いたらフキダワラをひろげて食べる。
昼からは昼キンズイというて午後3時頃に食べた。
その時間を「オマチカネ」と言っていたそうだ。
田植え終いにはオツゲ(ウツギの訛り言葉)の花を田んぼに添えた。
真っ白な花を咲かせたオツゲの木は植え初めと同じ位置に挿す。
その傍らにはキンズイのフキダワラを供える。
オツゲの木はヤナギのように枝垂れていると自宅前で再現してくれた。
おやつにはスリヤキもしていた。
オヤキとも呼ばれていたスリヤキの原料は小麦粉。
砂糖を入れて水溶きする。
粘った状態になったらフライパンでスリスリ(平たく)に焼く。
ホットケーキの素が登場してからはそれになった。
それでアンマキも作っていたと話すIさんは80歳。
お茶摘みの人たちには四つ切りにしてあげたと懐かしそうに語られた。
(H22. 7.10 EOS40D撮影)
9時、10時の朝からキンズイに持っていくおやつがフキダワラ。
皮を剥いたソラマメと一緒にお米で炊く。
塩を少々入れて水から炊いている。
炊けば青い色はなくなる。
炊きたてのご飯をフキの葉に入れて包む。
フキの茎は端から皮を剥ぐようにぴーっと引っ張って紐のようにする。
それを使ってほどけないように括っていく。
熱いご飯の熱でフキの葉が直ちに黒ずんでくるという。
そうするとフキの香りがご飯に移る。
畑仕事をしていてお腹が空いたらフキダワラをひろげて食べる。
昼からは昼キンズイというて午後3時頃に食べた。
その時間を「オマチカネ」と言っていたそうだ。
田植え終いにはオツゲ(ウツギの訛り言葉)の花を田んぼに添えた。
真っ白な花を咲かせたオツゲの木は植え初めと同じ位置に挿す。
その傍らにはキンズイのフキダワラを供える。
オツゲの木はヤナギのように枝垂れていると自宅前で再現してくれた。
おやつにはスリヤキもしていた。
オヤキとも呼ばれていたスリヤキの原料は小麦粉。
砂糖を入れて水溶きする。
粘った状態になったらフライパンでスリスリ(平たく)に焼く。
ホットケーキの素が登場してからはそれになった。
それでアンマキも作っていたと話すIさんは80歳。
お茶摘みの人たちには四つ切りにしてあげたと懐かしそうに語られた。
(H22. 7.10 EOS40D撮影)