多(おお)のカンピョウはとても美味しいと昔から言われていたそうだ。
かつては集落のあちこちでカンピョウ干しが行われていた。
広い庭をもつ家では庭内、門口やベランダで干していた。
農業を営む家も少なくなってカンピョウ干しは消えた。
今も集落の外で干しているのは2軒だという。
そのうちの一軒。
78歳になるOさんは畑で採れた干瓢の皮を剥いて干している。
家で食べる分だけ作っていると話す。
荒剥きをすれば白い肌が現れる干瓢。
それを先代のおじいさんが手作りされた刃で皮を剥く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/62/f49930c5f9cfcf62d211a53e30014c66.jpg)
この道具はカンナと呼んでいる。
外側から内側へと剥いていく。
タネがある中心部は不要で捨てる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/66/39784f0206dff1cd22c83845cd3ef6f5.jpg)
大きな干瓢ではあるがそれほど多くはできない。
白いカンピョウはバケツの水に浸ける。
晒すというぐらいなのでサッと浸けてあげる。
ぬめりを取るのだという。
長細く剥いた白い皮はザルに置いてから干す。
干す巻き上げ機も手作りだ。
畑の垣根に使っていた棒に藁を巻いている。
棒の場合だと皮がへっぱりつくという。
引っ張ったらカンピョウはきれてしまう。
内側の部分は柔らかいのでそれでなくとも切れやすい。
朝、天気の良い日にカンピョウを干して夕方に取り入れる。
頂点には滑車があり、下から引っ張ると帆掛けのように上へあがっていく。
大きな干瓢を四つも皮を剥いたそうだ。
数日前まで雨の日が続いた梅雨月間。
それでも数日前は晴れた。
そのときも干した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/48/277e13e98fa36da592c757fa458ebca3.jpg)
それを12度の保冷庫で管理していた。
そうでないと赤っぽくなるそうだ。
天日干ししたカンピョウはカラカラに乾き、梅雨が明けた青空に向けて真っ白い帯が輝いている。
(H22. 7.17 EOS40D撮影)
かつては集落のあちこちでカンピョウ干しが行われていた。
広い庭をもつ家では庭内、門口やベランダで干していた。
農業を営む家も少なくなってカンピョウ干しは消えた。
今も集落の外で干しているのは2軒だという。
そのうちの一軒。
78歳になるOさんは畑で採れた干瓢の皮を剥いて干している。
家で食べる分だけ作っていると話す。
荒剥きをすれば白い肌が現れる干瓢。
それを先代のおじいさんが手作りされた刃で皮を剥く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/62/f49930c5f9cfcf62d211a53e30014c66.jpg)
この道具はカンナと呼んでいる。
外側から内側へと剥いていく。
タネがある中心部は不要で捨てる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/66/39784f0206dff1cd22c83845cd3ef6f5.jpg)
大きな干瓢ではあるがそれほど多くはできない。
白いカンピョウはバケツの水に浸ける。
晒すというぐらいなのでサッと浸けてあげる。
ぬめりを取るのだという。
長細く剥いた白い皮はザルに置いてから干す。
干す巻き上げ機も手作りだ。
畑の垣根に使っていた棒に藁を巻いている。
棒の場合だと皮がへっぱりつくという。
引っ張ったらカンピョウはきれてしまう。
内側の部分は柔らかいのでそれでなくとも切れやすい。
朝、天気の良い日にカンピョウを干して夕方に取り入れる。
頂点には滑車があり、下から引っ張ると帆掛けのように上へあがっていく。
大きな干瓢を四つも皮を剥いたそうだ。
数日前まで雨の日が続いた梅雨月間。
それでも数日前は晴れた。
そのときも干した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/48/277e13e98fa36da592c757fa458ebca3.jpg)
それを12度の保冷庫で管理していた。
そうでないと赤っぽくなるそうだ。
天日干ししたカンピョウはカラカラに乾き、梅雨が明けた青空に向けて真っ白い帯が輝いている。
(H22. 7.17 EOS40D撮影)