春日若宮神がおん祭お旅所に仮住まう仮御殿。
そこには薦(コモ)筵(ムシロ)が敷き詰められる。
その薦は大和郡山市椎木町の「宮田」で栽培されている。
南へ抜けると安堵町。
岡崎のきわきわにその「宮田」がある。
そこでは、かつて祭りトーヤがお米も作っていたそうだ。
肥料をやって大切に育ててきた薦は7月の暑いときに刈り取っている。
天気の良い日。
早朝に集まった椎木の人たちは薦の根本からカマを入れて刈り取る。
薦を栽培している土地は湿地帯。
ずぶずぶと長靴が沈んでいく。
下草の雑草を取り除いて薦だけを刈り取る。
薦の下部は紫色。
容易く判別できるが、畑を除草する作業人はそれを知らずに薦まで刈り取ってしまうのだと話す。
穂を付けたガマもあるが、虫が着いて薦に悪影響を与えるのでこれも取り除く。
薦はさらに選別する。
「短いものは外して長くてえーのを選ぶのだ」と話すMさん。
ご婦人もいっしょになってした刈り取りと選別作業は終日かかる。
2時間ほどかけて刈り取った薦は軽トラックで運ぶ。
あふれるほどの量であるから相当な時間を要する。
翌朝も7時から作業に入る。
この日から三日間は天日干し。
倉庫に前庭に広げた薦。
燦々と夏日が下りて乾く。
といっても夜の冷え込みは薦に優しくない。
夕方には一旦倉庫へ戻して、明くる朝に再び庭に広げるのだ。
(H22. 7.19 EOS40D撮影)
そこには薦(コモ)筵(ムシロ)が敷き詰められる。
その薦は大和郡山市椎木町の「宮田」で栽培されている。
南へ抜けると安堵町。
岡崎のきわきわにその「宮田」がある。
そこでは、かつて祭りトーヤがお米も作っていたそうだ。
肥料をやって大切に育ててきた薦は7月の暑いときに刈り取っている。
天気の良い日。
早朝に集まった椎木の人たちは薦の根本からカマを入れて刈り取る。
薦を栽培している土地は湿地帯。
ずぶずぶと長靴が沈んでいく。
下草の雑草を取り除いて薦だけを刈り取る。
薦の下部は紫色。
容易く判別できるが、畑を除草する作業人はそれを知らずに薦まで刈り取ってしまうのだと話す。
穂を付けたガマもあるが、虫が着いて薦に悪影響を与えるのでこれも取り除く。
薦はさらに選別する。
「短いものは外して長くてえーのを選ぶのだ」と話すMさん。
ご婦人もいっしょになってした刈り取りと選別作業は終日かかる。
2時間ほどかけて刈り取った薦は軽トラックで運ぶ。
あふれるほどの量であるから相当な時間を要する。
翌朝も7時から作業に入る。
この日から三日間は天日干し。
倉庫に前庭に広げた薦。
燦々と夏日が下りて乾く。
といっても夜の冷え込みは薦に優しくない。
夕方には一旦倉庫へ戻して、明くる朝に再び庭に広げるのだ。
(H22. 7.19 EOS40D撮影)