七月ともなれば祇園さんと称する夏祭りが各地で行われている。
奈良市の大保町に鎮座する八坂神社も同時期に祭礼がされている。
とはいっても、祭祀されているのは十二人衆で組織される方々だ。
祭礼の祭りごとは長老の老主と副老主。
羽織袴姿の十人衆(オトナ衆とも呼ぶ)はいつもの通り、サカキを口にくわえて神饌を賑々しく運ぶ。
祇園祭における御供はソラマメを茹でたコフキマメ。
当家主が一升用意する。
地区の世話人が進行役を勤めて、修祓、祓えの儀など神事は淡々と執り行われ、夏の疫病にかからないよう祈った。
祇園祭は14日であったが、集まりやすいその前の週の日曜日に行われている。
神事を終えると社務所で一服。
これから始まる直会の料理支度は当家主の役目。
これもいつもの通り供えられた2尾の半身シメサバを切り身にさばいていく。
「料理人だったらもっと綺麗に包丁が入るのだが、いかんせん素人やしと言いながら」料理されて座敷に差し出し、コフキマメとリンゴは袋に入れて持ち帰り用に詰められた。
(H22. 7.11 EOS40D撮影)
奈良市の大保町に鎮座する八坂神社も同時期に祭礼がされている。
とはいっても、祭祀されているのは十二人衆で組織される方々だ。
祭礼の祭りごとは長老の老主と副老主。
羽織袴姿の十人衆(オトナ衆とも呼ぶ)はいつもの通り、サカキを口にくわえて神饌を賑々しく運ぶ。
祇園祭における御供はソラマメを茹でたコフキマメ。
当家主が一升用意する。
地区の世話人が進行役を勤めて、修祓、祓えの儀など神事は淡々と執り行われ、夏の疫病にかからないよう祈った。
祇園祭は14日であったが、集まりやすいその前の週の日曜日に行われている。
神事を終えると社務所で一服。
これから始まる直会の料理支度は当家主の役目。
これもいつもの通り供えられた2尾の半身シメサバを切り身にさばいていく。
「料理人だったらもっと綺麗に包丁が入るのだが、いかんせん素人やしと言いながら」料理されて座敷に差し出し、コフキマメとリンゴは袋に入れて持ち帰り用に詰められた。
(H22. 7.11 EOS40D撮影)