マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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柳生町の行事

2010年09月01日 08時27分23秒 | 楽しみにしておこうっと
2月、4月、9月の19日に行われる十九夜講(じゅうくやこう)。

かつては村の婦人会(ときわ会)が中宮寺で営んでいたという。

今はどうしているのか判らないと話すIさんの奥さん。

下町には6軒で営んでいた十九夜講もある。

如意輪観音の掛け軸を預かってほしいと頼まれて保管している。

酒屋、たばこ屋も入っていたが諸事情で現在は3軒となった講中。

イロゴハンを炊いてみなで食べた。

シヤク(使役)は料理当番。

イモやダイコンを煮炊きしたそうだ。

観音さんの前に座って祈りを捧げる十九夜講。

亡くなった子供の供養をする女性の集まり。

3人の都合の良い日に行われているそうだ。

柳生町のほうは軒数が多い。

こちらのほうでもされているかもしれないと話す。

八坂神社には御田植祭が行われている。

かつては2月14日だった。

メンマツ(雌松)に稲の穂、サカキ、お札を括り付ける。

祭礼を終えたお札は3月の社日に苗代へ供えられる。

柳生町は上、下で130軒。その数だけ作られる。

(H22. 7.20 SB932SH撮影)