マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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汗が流れ落ちる

2010年09月24日 07時19分02秒 | メモしとこっ!
撮ってほしいという依頼で県立民俗博物館にでかけた。

普段なら手持ちで十分というわけだがポスターに使うらしいのでそういうわけにはいかず滅多に使わない三脚を立てた。

指定の宇陀・東山集落の古民家はどこを切り取ればいいのだろうかとあっち、こっちと視線を替えてトライする。

暑い。あーでもない、こーでもないと構えている最中は汗が流れ落ちる。

メガネも汗で視野が狭くなる。

頭から汗が滝のように流れていく。

暑い夏だ。

秋口にしてほしかったと思うのだがもう遅い。

突然の依頼にためらうことなく受けたことに後悔する。

それはともかく吉野集落の前には夏花が咲いていた。

この時期には自然観察会は催されない。

白い花に紫花が咲いている。

お花はなんだろうか。

自然な植生ではないだろう。

タネが蒔かれたものであろう。



観察会の先生方に見立ててもらったら、濃いブルーの花はセイジだそうだ。

もしかしたらメキシコセイジかもしれないという。



白い花はハマダイコン。

花弁が4枚のように見えるが5枚。

花が終わって長さ10cmほどのプクプクとくびれた果実を付けるそうだ。

タキイのカタログによれば葉の様子からナデシコ科のサポナリア・バッカリアという花のようだという。

古民家を捉えるのはとてもハードだ。

全身がびっしょりと汗に包まれて体力が激しく消耗していく。

花に熱中するあまり身体が熱中症になりそうだ。



国中集落や町屋集落も撮るには撮ったが、さてさて。



(H22. 8.14 EOS40D撮影)



(H22. 9.30 SB932SH撮影)