マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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それは突然にやってきた

2010年09月16日 07時19分54秒 | いどう
山添北野で元総代のNさんと予定稿の確認を終えて都祁に向かおうと走り出した直後だった。

フロントパネルに怪しき警告ランプが点灯した。

何これ?。

バッテリーの表示だ。

坂道を登る速度はヨレヨレ。

力が入らない。

そのうち温度計の針が上昇してきた。

これはいかんと緊急停車した。

エンジンを止めたらブッシュっと音をたててボタボタ水が落ちてきた。

冷却水だろうか。

緊急コールするにも停車した場所は携帯電話の表示は圏外だ。

圏内に入るには数キロメートルも離れている。

どうにもこうにもならんで一服落ち着こう。

照りはきつい。

このままでは解決にはほど遠い。

どこまで行けるかわからないがとにかく走りだそう。

そろそろと走ってなんとか小倉インター辺りまで来た。

表示は三本柱になった。

先日も修理してもらったSオートサービスへコールした。

出ない。

仕方ないので自宅にコールしたら昼ご飯食べて工場に向かったと奥さん。

かくかくしかじかでご主人に連絡してほしいとお願いしたら速攻で返ってきた。

どうしたん?の声に事象を伝える。

バッテリーの故障には間違いないので出来るところまで走って帰ってという。

こうなりゃ走るしかないと名阪国道をそろりそろりと走っていく。

当然ながら、クーラーやラジオは消してだ。

窓は全開して制限速度内で走っていく。

温度計が気に掛かる。

さっきはあがっていったが今度は徐々に下がり始めた。

下がるってどういうこと?。

エンジンも馬力なく落ちていく。

こりゃいかんと思って側道に緊急停車。

そこで再びSモーターサービスへコール。

どうなったんの問いにこういうことやでと答えた。

エンジンかけてみるもうんともすんとも。

完全にグロッキー状態だ。

場所は針インターから数百メートルのところだ。

じゃーバッテリー三つ持ってそっちへ行くと心地よい答えが返ってきた。

待つこと1時間。

側道に流れる風はビュービュー。

走っていく車の鼓動が怖い。

いつなんどきこっちへ寄ってくるかもしれないという恐怖感。

夜中にぶつかってきたという事故はたびたびニュースで報道される。

昼間はともかく夜間でなくてよかった。

到着してバッテリーを交換。

エンジンはスタートした。

取材に行くなら乗ってきた車に乗りなと嬉しい言葉に乗り換えた。

工場までは到着しなかったそうだ。

バッテリーは天理インター辺りまでしか保たなかったそうだ。

これより3日前に修理したばっかりだったスクラム。

窓ガラスを上下するときにギリギリの音。

ギヤが減っているからとパーツごと交換した。

それはギヤではなかったが相当へたっていたのだった。

もうひとつは発進するしばらく発生するキュルキュル音。

信号待ちの出足。

カーブを抜けてスピードをあげたときに鳴る現象。

巡航速度になったら音はしない。

どうもミッションがよろしくないという。

後輪に駆動させる駆動輪にガタがきている。

直すにはミッションごとの交換となる。

中古でも相当な費用がかかるので走るところまで走ってみようということだった。

これが今回のトラブルに影響していたのか。

そうではなかった。

ダイナモの故障だったのだ。

バッテリーが充電されなかったのでストップしたのだ。

2日後、中古品で交換修理を終えたスクラム。

いつまで保つのかどうか。

現在の走行は16万km。

これからも突然の現象に心しておかねばならない。

出張手配は2000円、ダイナモ3000円、交換も3000円だ。

その二日前に修理したレギュレターが2500円。

タイヤ交換を含めて3000円。

(H22. 8. 7 EOS40D撮影)